良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
黒島結菜さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第35回が5月27日に放送された。同回では、ヒロイン・暢子(黒島さん)と、勤務先のイタリアンレストラン「アッラ・フォンターナ」のオーナー・大城房子(原田美枝子さん)の「クビ」をかけた料理対決の顛末(てんまつ)が描かれ、視聴者の注目を集めた。
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「ちむどんどん」は、2014年度後期の朝ドラ「マッサン」などの脚本家・羽原大介さんのオリジナル作品。沖縄料理に夢をかけるヒロイン・暢子たち4兄妹の笑いと涙の物語。
暢子の料理を認めて「アッラ・フォンターナ」に採用した房子だったが、亡き比嘉賢三(大森南朋さん)の娘だと知った上で厳しく接するように。不満の暢子は、房子に「ペペロンチーノ」で料理勝負を持ちかける……というのがこれまでの展開。
第35回では、先攻の暢子が、母の「ソーミンチャンプルー」をヒントに、島ニンニクを使ったペペロンチーノを繰り出し、料理長・二ツ橋(高嶋政伸さん)をはじめ、先輩シェフたちから好評を得ることに成功した。
一方、包丁一本でのし上がり、戦後の闇市では伝説の人だったという房子は、ニンニクを丸ごと火にかけて素材の味を引き出し、シークワーサーの皮で食後感を軽くしたペペロンチーノで勝負。その味に「絶品」「(暢子のとは)比べものにならない」と先輩シェフたちは感嘆。暢子も「これに比べたらウチのは底が浅いというか……」と負けを認める。
「早くこんなの作れるようになりたい!」とおいしい料理に浮かれる暢子だが、房子から「約束は約束です。さようなら」と負けたときの約束=クビを宣告され、慌てて我に返る。
去ろうとする房子に、「待ってください! ここで働かせてください!」と懇願する暢子。「負けたらクビでもいいと言ったのはあなたでしょ!」と言われると、「負けるとは思ってなかったんです……」と悪びれもせず返し、房子をあきれさせる。
「ごめんなさい。お願いだからクビにしないでください。何でもします」と食い下がる暢子に、房子は「条件がある」と切り出し、「これから先、何があっても泣かないこと。私に対して質問や口答えは一切しないこと。私の命令は絶対」と雇用継続の条件を宣告。暢子は「守ります!」と約束して、なんとかクビを免れた。そればかりか、念願の「まかない」当番も任されるのだった。
SNSでは「クビにならなくてよかった」「『メンタル』『「素直さ』が暢子の持ち味」「負けるとは思ってなかったとしれっと言う暢子ちゃん見て、ニーニーのメンタリティーを見た思いさー」といった声が相次いだ。
ただ次週予告で、房子から「クビ」と宣告する姿や、暢子が「アッラ・フォンターナ」とは違う職場で働いている様子が映し出されると、「予告見ちゃうと、今度こそ暢子クビになった?」「来週マジでクビになってないか?」といったコメントも書き込まれていた。
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