吉谷彩子:10年ぶり3度目の朝ドラ出演 次期「舞いあがれ!」で人力飛行機のパイロットに

2022年度後期のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する吉谷彩子さん
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2022年度後期のNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」に出演する吉谷彩子さん

 転職サイト「ビズリーチ」のCMなどで知られる女優の吉谷彩子さんが、福原遥さん主演で今秋から放送予定の2022年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」に出演することが6月3日、明らかになった。吉谷さんの朝ドラ出演は、2012年前期の「梅ちゃん先生」以来、約10年ぶり。「ゲゲゲの女房」(2010年前期)で初出演して以来、3作目となる。

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 吉谷さんが演じるのは、「浪速大学」でヒロイン・岩倉舞(福原さん)と出会う由良冬子。冬子は、人力飛行機「スワン号」のパイロットを務める大学2回(年)生で、女性で初めて大西洋単独横断飛行に成功したアメリア・イヤハートに刺激を受けて、男子に負けまいとパイロットに志願した。舞に空を飛ぶ楽しさを教える。

 朝ドラ出演について、吉谷さんは「今回で3回目の連続テレビ小説ということで、うれしさはもちろん、楽しみで毎日台本を握りしめながら寝ていました」といい、役柄について「由良はとてもクールで自分に厳しく、他人にも厳しい子です。ですが、それはチーム思いな一面があるからこそ。そこに舞という、温かく愛のあるスパイスが入ることによって、より一層強くたくましく成長していくのだと思います。先輩後輩の壁を越えた、熱い友情を皆様にお届けしていければなと思います」と語っている。

 同時に、人力飛行機サークル「なにわバードマン」で人力飛行機「スワン号」の設計を担当する刈谷博文役で高杉真宙さん、人力飛行機サークルの代表で大学3回生の鶴田葵役で足立英(すぐる)さんの出演も発表された。2人は朝ドラ初出演となる。

 「舞いあがれ!」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島を舞台とする作品になる。1990年代から現代、ヒロインが東大阪と五島列島で、さまざまな人と絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生を描く。

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