M-1グランプリ 2025
決勝戦 FIRST ROUND 前半戦 1~5組目
12月21日(日)放送分
シンガポール・カランのシンガポール・インドア・スタジアムで開催される総合格闘技(MMA)イベント「UFC275」が、6月12日(日本時間)にWOWOWで生中継・同時配信される。メインイベントは、王者グローバー・テイシェイラ選手に、元RIZINライトヘビー級王者のイリー・プロハースカ選手が挑むライトヘビー級タイトルマッチ。WOWOW「UFC-究極格闘技-」解説者としても知られる“世界のTK”高阪剛さんが、試合の見どころを語った。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
プロハースカはUFCに来て3戦目でこのチャンスをつかんだわけですから、すごいことですよね。
勝ち方も衝撃的でしたからね。だから、もしかしたらトップコンテンダーに連勝したという結果だけでなく、プロハースカのファイターとしての特性的なところも評価したんじゃないかというフシもあるんですよ。というのも、プロハースカはこれまでのUFCライトヘビー級にはいないタイプの動きができる。簡単に言うと、ドミニク・クルーズとかTJ・ディラショーの重量級版という気がするんです。
プロハースカは、あんなにデカいのにステップを使うし跳ねるし飛ぶし。なおかつ相手の見えないところから打撃が飛んできて、全局面で倒すものを持っている。このタイプって、世界のトップ選手がそろった今のUFCライトヘビー級でもちょっと見当たらないな、と。だから、もしかしたらUFCサイドも“こいつは面白いな”“さらに化けるんじゃないか”と感じて、次々とチャンスが与えられた部分もあったんじゃないかと、自分なんかは思ってるんですけどね。
またプロハースカは、すごく武道的な戦いをしようとしているように見える。本人の中ではまだ構築中だと思うんですけど、相手に触らせずに自分の攻撃を入れることをやろうとしてるんじゃないかと思うんですね。だからこれまでの試合を見ても、打ち合いになっているように見えて、実は打ち合いになっていない。相手のパンチは空振ってるのに、プロハースカのパンチだけが当たっているとか、そういうことが起こっている。
特に前回のドミニク・レイエス戦はそうだったなって思うんですよ。お互い打撃をやり合って見える場面もあったけれど、試合後のプロハースカの顔を見ると、ほとんど傷がついてなくてきれいなんです。ということはパンチをもらってないし、もらったとしてもスリッピング・アウェーなどの技術、動きを使ってダメージを逃している。その上で、自分はダメージがない状態で相手を斬る、そんなことをやろうとしている感がありますよね。
1ラウンド後半から2ラウンドにかけて、レイエスのほうが“どうすりゃいいんだよ?”という感じで追い込まれていたので、相手がどう攻めたらいいか分からなくなることを、プロハースカは試合の中で起こしてるんじゃないかな。
プロハースカがRIZINで藤田(和之)とやったとき、自分も(藤田の)セコンドに付いたんです。あの時もいろいろと策を練ったんですけど、試合の途中に“これはどうすりゃいいんだ!?捕まえるのは無理だな”って思うような状況にさせられてしまいましたから。
プロハースカは動きが止まらないのと、攻撃の強弱が頻繁に変わるんですよ。普通、強打を打つ時というのは、やはり出力を大きくするために若干スピードを落とさなきゃいけなかったりもするんですけど、プロハースカは速い動きの中で急に強い打撃が来たりする。これは相手にとって休む暇もないし、本当に厄介な選手でしたね。
そうなんですよね。テイシェイラに組み付かれてコントロールされたら、誰も抜け出せないんじゃないか、というくらいの技術を持っていますからね。だからテイシェイラの方は相手がプロハースカだからといって、何か奇策を練ったりはしないと思うんですよ。これまでと同様に“自分のやるべきことを全うするだけ”という試合をすると思います。ただ、動き回るプロハースカをテイシェイラがどう捕まえるかでしょうね。
テイシェイラは右フックを振ってすぐにタックルに切り替える連続技が、勝利につなげる大きな武器としてありますけど。それを仕掛けるためには、触れられる距離に詰めなければいけない。でも、単純にリーチの長さでもプロハースカが10センチ上回っているので、どこをどうプレッシャーかけていくかが、一つ大きなポイントになるでしょうね。
触ろうとしてもその前に打撃をもらうかもしれないし、ステップでかわされてるかもしれない。そういう中で、どうグラウンドに持ち込んでいくか。テイシェイラが自分の得意な体勢に入ることができたら、プロハースカだろうが誰であろうが勝てると思うんですよ。だから、そこに持ち込めるかどうか。本当にそこだと思うんですよね。
その可能性はありますね。プロハースカはRIZINでもうまくステップを使っていましたけど、UFCに来てからはさらにオクタゴンを広く使う動きを見せているので、まだ攻略の仕方が見えてきてない部分があるんですよ。ただ、一つ懸念するならば、あれだけ動き回るので、5ラウンドあの動きができるのか?というのがあるんですよ。そこはちょっと未知数ですよね。
そうなんですよ。さっき“プロハースカは、ドミニク・クルーズやTJ・ディラショーの重量級版”と言いましたけど、ドミニクやTJは61.2キロ以下のバンタム級なので、動きが落ちないまま5ラウンド戦えますよね。でも、ライトヘビー級であの動きを5ラウンド続けるというのは、さすがに難しいんじゃないかな。
しかもフレームもデカいですから。フレームがでかいということは、自分の体を制御するための体への負担というのがすごく大きいはずなんですよ。ステップ切って、バッと体を止めようとするときなど、全身の筋肉を使わなきゃいけないので。
そうやって自分の体を制御していくだけで、だんだん疲労していくはずなんです。だからこそ、プロハースカがあの動きを5ラウンド続けられたら、本当にすごいことだと思います。
やっぱり長期戦になればなるほどテイシェイラ有利になると思うんですよ。プロハースカの動きが鈍れば、テイシェイラのやりたいことがやりやすくなるわけなので。だから両者にとって試合時間というのも大きなポイントになるんじゃないかと思います。
*……試合の模様は、「生中継!UFC‐究極格闘技‐ UFC275 in シンガポール テイシェイラvsプロハースカ ライトヘビー級タイトルマッチ!」と題して、6月12日午前11時からWOWOWライブで生中継。WOWOWオンデマンドでも同時配信される。17日午前10時からは、WOWOWライブ・WOWOWオンデマンドでリピート放送・配信される。
ホリエモンこと実業家の堀江貴文さんが、フジテレビで12月23日午後7時~同9時54分放送の特番「ホンネ喫茶 永田町」に出演する。堀江さんが同局の番組に出演するのは、約20年ぶりと…
俳優の阿部サダヲさんがこのほど、人気ドラマ「不適切にもほどがある!(ふてほど)」(TBS系)の新春スペシャル「新年早々 不適切にもほどがある! ~真面目な話、しちゃダメですか?~…
俳優の川口春奈さんが出演する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」の新テレビCM「おうちまるっとホームズ『4人の川口春奈』篇」が12月23日、公開された。2026…
歌手でタレントの“あのちゃん”ことあのさんが出演しているブックオフの新テレビCM「ウルトラあのちゃん」編が12月23日、公開された。あのさんとプライベートでも親交があるお笑いコン…
2025年12月23日 06:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。
決勝戦 FIRST ROUND 前半戦 1~5組目
12月21日(日)放送分
名探偵津田 第4話 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 前編
12月17日(水)放送分
LE SSERAFIMが完コピダンス参戦&浜崎あゆみと初対面ガチトークSP
12月19日(金)放送分
家族で笑おうクリスマスアワード!熱血コーチまひる&手越VS鵜飼い師匠
12月21日(日)放送分
【Part.1】クリスマス年間ランキングFes.★HANA★ミセス★M!LK★なにわ★キンプリ★HeySayJUMP★BE:FIRST★超特急★キュースト★イコラブ★超とき宣★クリーピー
12月22日(月)放送分