山寺宏一:小学生の頃のあだ名が「和尚」 初大河「鎌倉殿の13人」で“名僧”慈円役 オファーに「震え上がりました!」

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で慈円を演じる山寺宏一さん (C)NHK
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大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で慈円を演じる山寺宏一さん (C)NHK

 声優の山寺宏一さんが、NHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」(総合、日曜午後8時ほか)に出演することが6月9日、明らかになった。初の大河ドラマで、「中世きっての名僧」とされる慈円を演じる山寺さんは、「まさか、まさかのオファーに震え上がりました!」と心境を明かしている。

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 山寺さんは慈円役について、「山寺という苗字であること、小学生の頃のあだ名が『和尚さん』だったことに感謝です」と冗談めかしつつ、「仏教界で地位を築き、政界にも影響を及ぼし、さらに自らの心の内を詠(よ)み数多くの名歌を残した慈円。知れば知るほど魅力的な人物だと感じています」と印象を明かす。

 「天下泰平を祈り公武両立を理想としたといわれている慈円が、このドラマでどのような役割を担うのか? 心して挑みたいと思います。三谷さんからは『威厳9割、いかがわしさ1割なイメージで』というアドバイスが。逆にならないよう気をつけます!」と意気込みを語った。

 「鎌倉殿の13人」は61作目の大河ドラマ。脚本は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマ執筆となる三谷幸喜さんで、後の鎌倉幕府の二代執権・北条義時(小栗旬さん)が主人公。野心とは無縁だった若者が、いかにして武家の頂点に上り詰めたのかを描く。

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