板垣瑞生：恋愛ドラマ「ばかやろうのキス」で主演　ヒロイン役にSeventeenモデルの出口夏希

　俳優の板垣瑞生さんが、8月6日スタートの連続ドラマ「ばかやろうのキス」（日本テレビ・関東ローカル、土曜午後2時半～3時）に主演することが6月20日、明らかになった。「Z世代に向けたエール」をコンセプトにした「Zドラマ」の第2弾となる恋愛ドラマで、板垣さんは主人公の高校3年生・久城湊人を演じる。

あなたにオススメ

大映ドラマの系譜：「ヤヌスの鏡」　杉浦幸主演のヒット作　祖母役は宮崎アニメの声優

　今年2～3月に放送されたZドラマの第1弾「卒業式に、神谷詩子がいない」と同じく高校生が題材。中学時代に東京へ転校したクラスメートの美山李里奈が恋愛リアリティーショー「やり直したいファーストキス」に出演するというニュースを、田舎で暮らす3人の男子、湊人、入江勇吾、小佐田慶太が知り、心をかき乱される……という内容だ。

　今作の脚本について、板垣さんは「今の時代的で、それでいてどこか風刺的なところがあって。この時代的な部分を壊して、また新しい今の時代的な作品を作れそうな、そんなわくわくが読んでいくほどに湧き出てきましたし、自分がこうであると叫ぶきらめきみたいなものを強く感じました」と語っている。

　ヒロインの李里奈役は、ティーン向けメディア「Seventeen（セブンティーン）」（集英社）の専属モデルで女優の出口夏希さんが務める。出口さんは、Netflixで今年配信されるドラマ「舞妓（まいこ）さんちのまかないさん」で森七菜さんと共にダブル主演を務めることや、福山雅治さん主演の「ガリレオ」シリーズの映画最新作「沈黙のパレード」（西谷弘監督、9月16日公開）に出演することでも話題になっている。

　出口さんは、今作について「『ザ青春！』です（笑い）。真っすぐで不器用だけど、自分なりに全力で、言葉に出せない思いや感情がささいな仕草で表現されていて、とてもリアルだなと思いました」とコメントしている。

　勇吾役は窪塚愛流さん、慶太役はゆうたろうさんが演じることも発表された。