ちむどんどん:「世界中の人が敵になっても、ウチは良子の味方」 母の愛に視聴者涙「優子さんに一気に心つかまれました」 

NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第54回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第54回の一場面(C)NHK

 黒島結菜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ちむどんどん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第54回が6月23日に放送され、長女・良子(川口春奈さん)を励ます母・優子(仲間由紀恵さん)に、視聴者から「優しいお母さんが側にいてくれて心強い」「お母さんの愛涙」「優子さんに一気に心つかまれました」などの声が次々に上がった。

ウナギノボリ

 教職の仕事への復帰をめぐって、夫・博夫(山田裕貴さん)とケンカし、実家の比嘉家に帰っている良子。しかし、博夫の実家からの電話で事情を知った大叔父の賢吉(石丸謙二郎さん)から「今すぐ博夫くんのところに帰れ! 結婚は、家と家のもの。お前一人のわがままで、親戚中に大変な迷惑がかかってる! 女は家庭を守り、男を支えるのが仕事。諦めれ、お前が悪い!」と厳しく説教されてしまって……というのがこれまでの展開。

 第54回では、落ち込む良子を、優子が「気にしないで!」「謝ることは何もないよ」と励まし、娘の晴海も呼んでしばらく比嘉家で一緒に暮らすことを勧める。

 それでも暗い顔の良子に、「母親だからって何もかも一人で抱え込まなくていい」と周囲を頼るようアドバイスし、「やりたいことがあるなら思いっきりやればいい! 母親が仕事をしてはいけない決まりなんてないんだから!」と背中を押す。

 そして良子の手を握り、「誰がなんと言おうと。世界中の人が敵になっても、ウチは良子の味方」とほほ笑む。「ありがとう」と涙を流す良子に、「将来、晴海が働きたいのに許してもらえないって苦しむような、そんな世の中にならないようにしないとね」と語るのだった。

 SNSでは、「優子さんの言葉に涙が出ました」「優子さんは、とことん子供の意思を尊重するんですよね」「いい方向へ向かいますように」「良子ちゃんは、お母さんの言葉を博夫さんに言ってもらいたいんだろうな」といった声が相次いだ。

テレビ 最新記事