タモリステーション:女子カーリング「ロコ・ソラーレ」結成秘話に迫る 本橋麻里の涙も

7月1日放送の「タモリステーション」に出演する(左から)タモリさん、本橋麻里さん=テレビ朝日提供
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7月1日放送の「タモリステーション」に出演する(左から)タモリさん、本橋麻里さん=テレビ朝日提供

 7月1日午後8時半から放送されるテレビ朝日の特番「タモリステーション」では、タモリさんと女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」メンバーが対談。タモリさんがロコ・ソラーレの“生誕の地”北海道・常呂町(ところちょう)を訪れ、創設者であり現代表理事・本橋麻里さんと、メンバーの間にどのような出会いがあったのか、結成秘話に迫る。

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 本橋さんが常呂町でロコ・ソラーレを立ち上げたのは、2010年。当時、町には世界を目
指せるようなチームは存在せず、競技を続けるなら町を出るしかないという状況だったため、「選手たちの受け皿を作りたい」という思いでチームを発足させた。

 2014年にチームに加入した常呂町出身の吉田知那美選手。吉田選手は当時、「北海道銀行」に所属してソチ五輪でも活躍したにもかかわらず、試合直後に戦力外通告を受けてしまった。失意の中で故郷に帰ってきた吉田選手に本橋さんがどのように声をかけたのか、当時を改めて振り返った吉田選手は涙ながらに、苦しかった胸の内を吐露する。

 番組では、常呂町がカーリングの聖地となった理由にも迫る。そのキーパーソンになったのは、故・小栗祐治(おぐり・ゆうじ)さん。カナダの指導者からカーリングの楽しさを教えられた小栗さんは町の活性化のため、ゼロからカーリングの普及に尽力。やがて、町からオリンピック選手を送り出すことを夢見て、本橋さんや吉田選手の才能を見いだし、基礎をたたき込んだという。恩師である小栗さんの奮闘を追ったVTRに、本橋さんは途中から涙をこぼす。

 番組では、本橋さんと、平昌(ピョンチャン)五輪カーリング日本代表の山口剛史選手が特設リンク上で実技を交えてルールやテクニックを解説する企画もある。ゲストとして、女優の木村佳乃さん、お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズさんが出演する。

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