競争の番人:第4話 “白熊”杏のリベンジ戦スタート 強盗殺人犯が下請けいじめ?

連続ドラマ「競争の番人」第4話の一場面 (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」第4話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)第4話が8月1日に放送される。予告映像には「白熊 リベンジ戦スタート!」「強盗殺人犯が下請けいじめ?」などの文字が並ぶ。

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 小勝負勉(坂口健太郎さん)、白熊楓(杏さん)ら公正取引委員会(略称・公取委)第六審査(通称ダイロク)は、新たに世界的電機メーカー「アレス電機」の優越的地位の濫用(らんよう)を調査する。部品単価の一方的な減額や支払い期限の延長を強制する、いわゆる下請けいじめだ。

 ダイロクのチーム長・本庄聡子(寺島しのぶさん)が説明中、白熊は、アレス電機の役員の中に知っている男がいるのに気付く。警察時代、強盗殺人事件の捜査中に現場で取り逃がした柴野竜平(岡田義徳さん)だ。

 警察は事件捜査を中止していて、白熊は「今度こそ柴野を捕まえられるかも」と意気込む。だが、今は公取委の所属で捜査はできない。

 すると本庄は、下請けいじめの中心人物と目されている柴野が強盗殺人に関わっている可能性があると分かった以上、公取委の調査はできないと話す。

 柴野の案件は公取委から離れたと思われたが、緑川瑛子(大西礼芳さん)が白熊の情報を警察に伝える。しかし、警察は動かず、独自に動いた検察も上層部に止められる。本庄はアレス電機調査の再開を告げる。

 小勝負と白熊は、アレス電機の下請け会社へ。他のメンバーもそれぞれ話を聞きに行くが、どの会社も不満は感じているものの、返答を保留する。

 小勝負は、丸川製作所の社長・丸川俊春(吉沢悠さん)だけが「困った事は無い」と断言したことに違和感を覚えて……。

 原作は5月に発売された新川帆立さんの同名小説(講談社)。公取委が舞台のエンタメミステリーだ。20歳で司法試験に合格して東大法学部を首席で卒業した小勝負、実直・直情径行型の元刑事で新人職員の白熊らダイロク職員が、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す姿を描く。

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