競争の番人:“小勝負”坂口健太郎が人質に ダイロク“最後”のチームプレーに「そこはかとないHERO感」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「競争の番人」最終話の一場面 (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」最終話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の最終話(第11話)が9月19日に放送された。公正取引委員会(略称・公取委)第六審査(通称・ダイロク)の小勝負勉(坂口さん)が人質になった立て籠もり事件をめぐるダイロクのチームプレーが描かれ、視聴者から「最高のチーム」「そこはかとないHERO感」などの声が上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、東大法学部を首席で卒業した小勝負、直情径行型の元刑事で新人の白熊楓(杏さん)らダイロクが、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す。

 最終話では、ダイロクから公取委四国支所に異動となった小勝負が、立ち寄った大手スーパー「エースマート」で立て籠もり事件に巻き込まれる。

 犯人は、閉店したケーキ店の店主・田嶋忠信(加藤虎ノ介さん)。エースマートを全国展開する社長・大谷正和(袴田吉彦さん)の殺害が目的だったが、店内に大谷は不在で……という展開だった。

 田嶋はエースマートとの価格競争に敗れ、父親から引き継いだ大事な店が閉店に追い込まれたことを逆恨みして犯行に及んだ。

 小勝負は人質でいながら、独占禁止法に違反する「不当廉売」の疑いでエースマートを調査。携帯電話で白熊に情報提供を依頼したことも手伝い、小勝負は不当廉売の証拠をつかむが、黒幕を店長の松尾優(迫田孝也さん)ではなく社長の大谷だと考える。

 店頭に並ぶ商品のラインアップに疑問を抱く小勝負は、大谷自身が納入業者を選定し、優先販売の見返りに金銭を受け取っていたのではないかと考え、現場に到着した大谷を追及する。「不正は絶対に暴く」という小勝負の言葉に、犯人の田嶋は投降する。

 事件のテレビ生中継を通じ、小勝負の推理を知ったダイロクは、直ちにエースマート本社への立ち入り検査に動く。検査の結果、エースマートには排除措置命令と計2億円の課徴金納付命令が出された。

 エースマートの不正を暴いたダイロクのチームプレーに、SNSでは「ダイロクのチームワークの良さに感動」「連携プレー良い」「ダイロクのチームワーク好き」「かっこいいぞダイロク」といったコメントが並んだ。

 「競争の番人」の最終話は、動画配信サービス「TVer」「FOD」で配信中。

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