競争の番人:“ダイロク”の面々がクランクアップ コロナ禍で撮影延長も

(左から)加藤清史郎さん、小池栄子さん、坂口健太郎さん、杏さん、大倉孝二さん(C)フジテレビ
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(左から)加藤清史郎さん、小池栄子さん、坂口健太郎さん、杏さん、大倉孝二さん(C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)が、9月19日に最終話の放送を迎えるにあたり、クランクアップの模様が公開された。

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 ドラマは、5月に発売された新川帆立さんの同名小説(講談社)が原作で、公正取引委員会(略称・公取委)を舞台としたエンタメミステリー。20歳で司法試験に合格して東大法学部を首席で卒業した小勝負勉(こしょうぶ・つとむ/坂口さん)、実直・直情径行型の元刑事で新人職員の白熊楓(杏さん)ら公取委第六審査(通称ダイロク)職員が、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す姿を描く。

 撮影は初回放送前に全て撮りきるという形式で行われた。まず、杏さん、小池栄子さん、大倉孝二さんがクランクアップ。新型コロナウイルスの影響もあり、当初予定していた撮影スケジュールを延長して撮影が行われたといい、杏さんは「途中“大丈夫かな?終わるのかな?”とみんなで話したり、こんな日が来るなんて想像できなかったんですけど、本当に終わるんだなという気持ちです。それはみんなの頑張りの結晶でしかないなと思います。まだこれから編集作業だったり、全員が最後駆け抜けるまでは、やらなければならないことがたくさんあるかと思いますが、ひとまず私の白熊はここで一区切りということで、本当にお世話になりました!」と話した。

 第六審査のキャップ・風見慎一を演じた大倉さんは「十数年ぶりに月9ドラマのレギュラーの機会をいただき、ありがとうございました。本当に楽しんでやらせていただきました。また、ここに戻って来られるように、精進して参りたいと思います!」とコメント。第六審査の主査・桃園千代子を演じた小池栄子さんは「“公取”というなかなか日の目を見ないお仕事が、このドラマで世の中に伝わって、実際に働いている方々にも喜んでもらえたらうれしいなと思います」と語り、「私はオンエア前に全てを撮りきるドラマというのが初めてなので、どんな感じのドラマになるのか、一視聴者としてすごく楽しみです! 本当にお世話になりました!」と期待を寄せた。

 次にクランクアップを迎えたのは、第六審査・審査官の六角洸介を演じた加藤清史郎さん。「大変お世話になりました。“ダイロク”のメンバーと共に楽しみながら撮影に挑むことができました。僕自身初めてここまで“大人”の役を演じて、大人のキャストの方と、同じ大人の役として現場にいることで初めての経験が多い現場だったので、とても貴重な経験になりました。またどこかの現場でお会いできるように精進いたしますので、その時はぜひよろしくお願いいたします。本当にお世話になりました!」と感謝の言葉を述べた。

 そして、最後にクランクアップを迎えたのが小勝負を演じた坂口さん。「お疲れさまでした!いやー、長かった! 1話ではすごく寒いのに川に入れとムチャブリを受け、最終話では暑い中で涼しい顔をして頑張りました(笑い)! 無事に完走できたことをとてもうれしく思います。みなさん次の作品から僕がいないと心にぽっかり穴が空いちゃうと思いますけど、そこだけ歯を食いしばって(笑い)。また次の作品でお会いしましょう! お疲れさまでした!」と現場を締めくくった。

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