舞いあがれ!:次期朝ドラの語りはさだまさし 長崎出身「故郷がご縁となってつなげていただいた」

NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」の語りを務めるさだまさしさん
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NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」の語りを務めるさだまさしさん

 歌手のさだまさしさんが、福原遥さん主演で10月3日スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」の語りを担当することが8月2日、明らかになった。さださんは、今作の舞台の一つである長崎県出身。

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 さださんは「僕の故郷、長崎の五島列島がこのたびの朝ドラ『舞いあがれ!』の主人公・舞ちゃんの大切な『おばあちゃんの故郷』なのです。僕も五島が大好きです。美しい海、温かな人々、おいしい食べ物、潜伏キリシタン史跡の数々。毎朝たくさんの人々が楽しみにお待ちくださる朝ドラのナレーションはとても大切です。僕には大役ですが精いっぱい務めさせていただきます。故郷がご縁となってつなげていただいたこのドラマ。一人の少女が夢に向かって『舞いあがる』姿を見守り、支えるように、毎朝精いっぱい応援しようと思います」とコメントを寄せている。

 制作統括の熊野律時チーフプロデューサーは、さださんの起用について「ヒロイン・舞の物語を、優しい声とユーモラスな語り口で包み込んでくれるのは、誰だろうと考えたときに浮かんできたのが、さだまさしさんでした。長崎出身で五島の歌も作曲されていて、ばらもん凧(だこ)もご存じとのことで、これ以上ピッタリの方はいないと思い、語りをお願いすることにしました。さだまさしさんの声が、『舞いあがれ!』に吹く柔らかな風になってくれると思います」と話している。

 「舞いあがれ!」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島を舞台とする作品になる。1990年代から現代、ヒロインが東大阪と五島列島で、さまざまな人と絆を育みながら、空を飛ぶ夢に向かっていく挫折と再生を描く。

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