全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
仕事と恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公・成川佐奈(永野芽郁さん)たちの成長を描く連続ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS系、火曜午後10時)。佐奈がCEOを務める教育系スタートアップ起業「ドリームポニー」の面接を、小鳥智志(西島秀俊さん)と同じ日に受けて採用された“天才エンジニア”森本海斗を演じるのは、俳優の坂東龍汰さんだ。3月まで放送された連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)でも共演した西島さんのような役者になりたいという坂東さんに、撮影現場で感じた思いを聞いた。
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「ユニコーンに乗って」は、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」「Night Doctor(ナイト・ドクター)」(共にフジテレビ系)などの大北はるかさんのオリジナル作。自ら起業した教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」のCEOを26歳の若さで務める佐奈のもとに、ある日突然、会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマン・小鳥が転職してきたことで、佐奈の仕事や恋の環境が一変して……というストーリー。
現役大学生の海斗は、最年少で数学オリンピックに優勝したこともある、プログラミング能力も高い“天才エンジニア”。しかし、コミュニケーション能力には難あり、という役どころ。坂東さんは、「心の中では表現したいことがあると思うけれど、うまく表現できない。感情を出しすぎず演じられたら」と話す。
大好きなプログラミングに関しては熱くなる部分があるといい、「僕もカメラが好きで、絵が好きという趣味があるので、自分の好きなことを人に話す感じで、普段の海斗とは変えて演じられたら」と続ける。
撮影現場の雰囲気について、「めちゃくちゃ明るい」と話した坂東さん。「西島さんがいて、(須崎功役の)天然の杉野遥亮さん。そこに、(栗木次郎役の)前原滉さん、(夏井恵実役の)青山テルマさんがいて、芽郁ちゃんも明るい。盛り上がりすぎてメーキングにのせられないときもあります(笑い)」と明かす。
なかでも、西島さんとは、昨年10月~今年3月まで放送されたドラマ「真犯人フラグ」でも共演した。「真犯人フラグ」では、西島さんが運送会社・亀田運輸のカスタマーサービス部管理課、課長の相良凌介を演じ、坂東さんは亀田運輸の配送スタッフ、望月鼓太朗を演じていた。
「『真犯人フラグ』のときとはちがう距離感で、(今作では)小鳥さんと海斗は同期で入ってくる。(西島さんは)その目線で僕と接してくださっている感じがして、よりいろいろな話を現場でさせていただいています。すごく楽しいです」と話す。
坂東さんにとって、西島さんの存在は支えになっている。「一緒にお芝居をしても助けてくださるし、長いセリフがあるシーンを無事撮り終わると真っ先に拍手をしてくださって。西島さんがいてくださると気持ち的に安心感があります」とにっこり。
西島さんはロールモデルのような存在でもあり、「こんなすてきな大人になりたいな、と目指すべき人柄というか。もちろんお芝居でもそうですが、そういう部分での学びがたくさんあります」と続ける。
そんな坂東さんが、役者として心がけているのは、「常に自分が何者でもないと思い続けること」だという。「何かをしたから自分がすごいんだってことではなくて、『まだ何者でもない』と思い続けることによって、新しい自分を見つけられると日々思っています」と明かしていた。
最後に、坂東さんは「これから『ドリームポニー』がいろいろな試練を乗り越えていきます。全員が集まったときに生まれる“チーム力”がここから加速していくので、ぜひ注目してほしいです」とアピール。海斗については、「5話(8月2日放送)で今までの海斗っぽくない要素が出てきて、6~8話では海斗の様子が変わってくるので、そこも注目していただけたら」と呼びかけた。
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