競争の番人:“小勝負”坂口健太郎VS“藤堂”小日向文世 ラストの対峙シーンに「恐ろしい」「あくどすぎる」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「競争の番人」第9話の一場面 (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」第9話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の第9話が9月5日に放送された。公正取引委員会(略称・公取委)第六審査(通称・ダイロク)の小勝負勉(坂口さん)が、談合の黒幕の国土交通省事務次官・藤堂清正(小日向文世さん)とラストシーンで対峙(たいじ)。視聴者はSNSで「恐ろしい」「あくどすぎる」などと盛り上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、東大法学部を首席で卒業した小勝負、直情径行型の元刑事で新人の白熊楓(杏さん)らダイロクが、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す。

 第9話では、父の死の延長にある談合疑惑を独自調査する小勝負が男に襲われ、身をていしてかばった本庄聡子(寺島しのぶさん)が刺される。この件で小勝負は謹慎処分になり……という展開だった。

 本庄は、公取委の内部情報を藤堂に漏らした疑いがあった。しかし、小勝負の父が死去した時から本庄は藤堂を談合疑惑で追っていて、情報を得るために藤堂に接近していたのだった。

 小勝負は、東京湾岸地区再開発プロジェクトをめぐる談合疑惑を調査。建設会社「小津建設」の社長・小津耕介(竹財輝之助さん)の妻・環(前田亜季さん)が藤堂の娘であることを知った小勝負は、談合の真相解明に向け環に協力を依頼。白熊の協力もあり、環は小勝負らに味方する。

 環の案内で藤堂家に入り込んだ小勝負は、藤堂の上着の内ポケットから、談合の日時と場所が書いてあるとみられるメモを発見。後日、ダイロクのメンバーと共にそこに突入する。

 しかし、そこで行われていたのは別の案件の談合で、藤堂は不在。さらに、再開発プロジェクトの談合をまとめる大手ゼネコン「ラクター建設」の樋山雄也(平原テツさん)が、本庄への殺人未遂容疑などで逮捕され、公取委は樋山を調査できなくなる。その後、本庄を刺したのは、樋山が雇った男だったことが判明する。

 そこへ藤堂が小勝負を呼び出す。藤堂は、わざとメモを小勝負に発見させ、樋山に全ての談合の罪を着せようとしていたのだ。藤堂が「これ以上、私を追っても無駄だ」と伝えると、小勝負は「俺は諦めませんよ。あなたが談合に関与した証拠を絶対に見つけ出します。弱くても戦いますよ」と応戦。しかし藤堂は「弱い者に戦う資格はありません。弱い者は排除します。それが世のためです。邪魔です」と持論を述べ、その場を立ち去った。

 2人ラストシーンに、SNSでは「うわー、全部藤堂の思惑通りか」「一枚上手だった藤堂」「藤堂、全然落ちる気がしない」「小勝負くん、負けないで!」「藤堂の過去も明らかになりそう」といったコメントが並んだ。

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