祈りのカルテ:“諏訪野”玉森裕太の演技が光る 視聴者も「心を動かされた」(ネタバレあり)

連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」第1話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」第1話の一場面=日本テレビ提供

 人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さん主演の連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ系、土曜午後10時)の第1話が10月8日、放送された。研修医の諏訪野良太を演じる玉森さんの演技に「玉森君の良さが発揮されてた」「玉森君にぴったりの役だね」とファンから多くの反響が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 第1話では、諏訪野は精神科へ研修に行くことになる。指導医の立石(松雪泰子さん)からは、25歳の山野瑠香(仁村紗和さん)の担当を任される。彼女の右腕にはリストカット痕、左腕にはたばこのやけど痕があり、睡眠薬の過量服薬で2年間、毎月入院を繰り返している。

 最初はなかなか口を開いてくれなかった瑠香だが、諏訪野は何気ない話も含めながら少しずつ彼女とコミュニケーションをとっていく。そして、救急搬送された時の血液検査の結果から瑠香は睡眠薬を服薬していなかったことが判明する。

 諏訪野は、左ききの瑠香が左腕にたばこのやけど痕があることから元夫からDVを受けているのではないかと推測。さらに、生活保護で受け取ったお金を元夫から搾取されているのではないかと彼女に告げる。瑠香は「それがあんたたちに何の関係があるの? 人が必死に隠そうとしていることを暴いてうれしい?」と声を荒らげる。

 諏訪野は「うれしいわけないです。あなたがそこまで追い詰められて、苦しんでいることが分かって、悲しくてたまらないです」と涙を流しながら訴える。続けて「山野さんが身を隠す場所に病院を選んだってことは、もしかしたら苦しみに気づいてほしかったんじゃないかって……」と話す。

 立石は、瑠香に警察に保護をしてもらうように言う。諏訪野もその提案に同意するが、瑠香は「今すぐ退院する! 出てって!」と病院から姿を消した。

 すると、瑠香がまたも病院に来るが、顔には殴られたような痕が。急いで駆けつけた諏訪野に瑠香は「あいつに電話した。もう終わりにしたいって。そしたらめちゃくちゃにされて。でもその前に警察に電話してたからすぐ捕まった。これから、被害届出す。どうして離れられなかったんだろう。わかんないから苦しかった。諏訪野先生。気づいてくれて、ありがとう」と笑顔を見せた。

 SNSでは「玉森君は心で芝居をする人だから、視聴者の心を動かすのだろうなと思った」「諏訪野先生の涙に私も泣きました」「テンポが良いし、シリアスとコミカルなシーンのバランスが良い」「玉森君のやり過ぎない演技がすごく光ってる」などのコメントが寄せられている。

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