祈りのカルテ:“諏訪野”玉森裕太「父さん」 “広瀬”原田泰造とのやり取りに視聴者も涙 そして選んだ科は(ネタバレあり)

連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」最終話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」最終話の一場面=日本テレビ提供

 人気グループ「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さん主演の連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ系、土曜午後10時)最終話が12月17日に放送された。同話では、諏訪野(玉森さん)と広瀬(原田泰造さん)が親子として気持ちが通じ合うシーンが描かれ、視聴者からは「今期一番泣いた」と感動の声が広がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 諏訪野は院内で声を掛けられた警視庁捜査一課刑事の桜井(山崎一さん)から広瀬の過去を聞かされる。24年前、広瀬はある会社の金を盗み、桜井に暴行した罪で7年間服役していたという。しかも、広瀬は冤罪だった可能性があり、諏訪野の本当の父だったことも聞かされる。

 広瀬が金を盗むこと、ましてや人に暴力を振るうことなどないと思った諏訪野は、自分が2歳の誕生日に“死んだ父”からもらったと聞かされていた電車のおもちゃを見て、何かに気づいた。

 そして、金を盗んだのは当時の広瀬の同僚だったことが明らかになり、諏訪野は広瀬におもちゃを見せる。広瀬が刑事に暴行を働いたのも、おもちゃが入ったバッグを取り戻すためで、そんな父の優しさを知った諏訪野は「僕を守ろうとしてくれたんだよね。父さん」と初めて“父さん”と呼ぶ。

 広瀬は涙を流し「良太。最期に俺を父親にしてくれて、ありがとう。ありがとうな……」と言うと、諏訪野は優しく手を握り「病院は患者さんが元気になる場所なんだ。最後の最後まで、僕は父さんの心を元気にするから」と優しく伝えた。

 いよいよ最期の時が迫った広瀬は「良太にぴったりの科を見つけたよ。俺が死んだら開けてよ」と告げて、1枚の紙を渡す。時が流れ、同期たちの進路も決まると、諏訪野は広瀬から受け取った紙を広げると、そこには「循環器内科」の文字が。そして、2人で植えた桜の木に向かって「正解だ。行ってきます。父さん」と告げ、自身の仕事に向かっていった。

 SNSでは「悲しかったけど、父さんと良太って呼び合えて、幸せになってくれて本当によかった」「良太先生と広瀬さんの想いに涙止まらずの最終話」「泰造さんと玉森くん本当に良いお芝居。やり取りを思い出すだけで泣く」「とってもとっても心が温まる優しいドラマだった」といった感想が寄せられている。

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