親愛なる僕へ殺意をこめて:“B一”山田涼介の目的明らかに “京花”門脇麦を刺した犯人は(ネタバレあり)

連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」第6話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」第6話の一場面(C)フジテレビ

 人気グループ「Hey!Say!JUMP」の山田涼介さん主演の連続ドラマ「親愛なる僕へ殺意をこめて」(フジテレビ系、水曜午後10時)第6話が11月9日に放送され、主人公・浦島エイジ(山田さん)の別人格“B一”の目的が明らかに。視聴者から「B一はお父さんをずっと求めてるんだ」「一人でお父さんを信じる気持ちだけ持って頑張ってたんだなあ……切ない」といった声が次々と上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、累計発行部数120万部を突破した井龍一さん作・伊藤翔太さん画の同名マンガ(講談社)が原作。連続殺人事件の容疑者“LL”を父に持つ大学生のエイジが、二重人格を悟り、もう一つの人格“B一”が殺人を犯しているかもと不安に駆られていくサスペンス。エイジは、ある日、惨殺死体となって見つかった畑葉子(浅川梨奈さん)の死の真相を追う。これまでの物語で、葉子を殺した黒幕が“LL”信奉者だったエイジの恋人・雪村京花(門脇麦さん)ということが判明している。

 第6話では、エイジが京花を刺した容疑者として警察に追われる。ナミ(川栄李奈さん)のもとに、エイジから助けを求める連絡が入り、2人は彼女の車で逃走する。しかし、ナミが一緒にいたのはエイジではなく、すでに入れ替わっていたB一だった。

 B一はナミに二重人格の真相と目的を告げる。エイジこそが後から生まれた別人格で、15年前、父の八野衣真(はちのい・まこと、早乙女太一さん)が容疑者となったLL事件のショックで、その苦痛を和らげるために生み出したという。

 B一の目的は、LLと警察に追われて焼身自殺した父の冤罪(えんざい)を晴らすこと。B一は優しかった父との思い出から、父はLLではなく、真犯人は別にいると15年間信じ続け、真犯人への復讐(ふくしゅう)を誓っていた。

 その後、京花が意識を取り戻したことを知り、警察の捜査の網をかいくぐり、京花の病室に向かうB一。そこで京花から、自分が意識を失っていた間の出来事を聞く。京花は自分を刺したのはB一ではなく、生きていたLLだと明かした。「私たちのすぐ近くで……生きてたの」と話す京花。B一が戸惑いつつ誰なのか詰め寄ると、不気味にハハハハと笑い、ナースコールを押して、その正体までは言及しなかった。

 B一は再び逃走。ひとけのない路地裏に逃げ込むと、目を潤ませながら「LLはいたんだ」と笑い出す。そして「父さん、俺は間違ってなかったよ」とつぶやいた。同話のラストでは、刑事の桃井薫(桜井ユキさん)もLL事件に疑問を持って真相を追ってきていたことが判明し、その口からは「この事件には、警察の人間が深く関わっている可能性がある」と語られた。

 SNSでは「LLが生きてたってこと知って、お父さんが無実って改めて分かって思わず泣きそうになるB一くん涙」「お父さん犯人じゃないなら八野衣一家かわいそうすぎるだろ……」「罪を犯さずに、なんとかお父さんの無罪が証明されてほしい」「警察関係者がLL説あるな」「絶対警察関係者が何かしらでつながってるだろうなとは思ってた」といったコメントが並んでいた。

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