小室哲哉:NHK番組で200万枚超ヒット曲制作の裏側 頭の中で3人の小室哲哉が議論 「哲哉くんと、小室さんと、てっちゃん」

11月23日放送の「インタビュー ここから」に出演する小室哲哉さん=NHK提供
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11月23日放送の「インタビュー ここから」に出演する小室哲哉さん=NHK提供

 音楽プロデューサーの小室哲哉さんが、11月23日午前7時半から放送されるNHKのインタビュー番組「インタビュー ここから」(総合)に出演する。今年「のNHK紅白歌合戦」に出場する篠原涼子さんが歌った「恋しさと切なさと心強さと」(1994年)は、小室さんがプロデューサーとして本格的に歩み始めた第一歩となる作品。200万枚を超えるヒット曲制作の裏側について、小室さんの頭の中では、作詞、作曲、編曲と3人の小室哲哉が議論をしている状態だといい、「哲哉くんと、小室さんと、てっちゃん」が頭の中で話し合っていたと明かす。

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 番組には、小室さんの原点として、初めて購入したシンセサイザー、ローランド「SH-1000」が登場。また小室さんは「一人の人間の能力は、10年たつと古びてしまう。だからこそ、新しいテクノロジーや新しい文化、カルチャーを積極的に取り入れてきた」といい、番組では、現在の音楽シーンをどう見ているのか、話を聞く。

 小室さんは「僕の時代の1990年代でも、サビが頭とかっていう『つかみ』っていうことは言ってたんですけど、それでも、15秒聞いたら、同じ15秒でも、そのあとが聞きたいって思ってくれるものを作ってたんです。でも、今は15秒なら15秒で完結というか。何回も15秒を見る、リピートするっていうか。その違いはあるかなと思いますね」と語る。

 番組の後半の話題は「小室さんの音楽の本質とは何か」をテーマに話が展開する。さらには、「サステナブルな音楽」を作っていきたいという小室さんのここから先の音楽への思いにも迫る。

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