相棒season21:伊丹の暴挙も、右京は信頼「あなたは伊丹さんです、根っからの刑事です」(ネタバレあり)

連続ドラマ「相棒season21」第8話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「相棒season21」第8話の一場面=テレビ朝日提供

 人気刑事ドラマ「相棒season21」(テレビ朝日系、水曜午後9時)の第8話「コイノイタミ」が12月7日に放送され、杉下右京(水谷豊さん)の伊丹憲一(川原和久さん)への信頼感ある発言に、視聴者から「イタミンをめっちゃ信用してる右京さん」「信頼度がハンパない」といった声が次々と上がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 「相棒」は、警視庁の窓際部署「特命係」の杉下右京(水谷豊さん)が天才的頭脳で推理し、バディーと数々の難事件を解決する刑事ドラマ。2000年にスタートし、これまで亀山薫(寺脇康文さん)、神戸尊(及川光博さん)、甲斐享(成宮寛貴さん)、冠城亘(反町隆史さん)の相棒4人が誕生。「season21」では、初代相棒の薫が「5代目相棒」として再びタッグを組んでいる。

 第8話では、捜査1課の伊丹が、常連の弁当店で働く家庭のある女性・篠塚由香子(霧島れいかさん)に横恋慕。そんな中、行方の分からない由香子の夫に殺人事件の容疑者の疑惑が浮上する。捜査が進む中、伊丹は由香子の家に強引に押し入るという暴挙に出て、首席監察官・大河内春樹(神保悟志さん)の聴取を受け……と展開した。

 大河内の聴取に、完全黙秘する伊丹。査問委員会も迫る中、特命係の右京と薫は、伊丹の窮地に立ち上がり、捜査を開始。由香子の夫が殺人事件の犯人ではないものの、由香子に日ごろからひどい暴力を振るっていたことを突き止める。由香子が夫を殺害し、山中に埋めたことも突き止めた。そして、伊丹が押し入ったのも、早くから由香子の犯行に気付き、事件発覚前に自首してほしかったためだったことも判明した。

 由香子は捕まり、伊丹の恋は“悲恋”に終わる。事件解決後、特命係を訪れた伊丹は、右京に「警部殿は篠塚由香子の犯罪に、いつ気づいたんです?」と問う。すると、右京は「あなたが(令状も取らずに)彼女の家に押しかけたと、聞いた時です」と返答。

 伊丹が「そんなに早く!?」と驚くと、右京は淡々と「ほかの刑事なら、恋愛感情からそういう暴走も全くないとは言えません。しかし、あなたは伊丹さんです。根っからの刑事です。あり得ない。ゆえにその暴走の裏には、刑事の職を賭するに足る、重大事件があるのではと直感しました」と述べた。

 SNSでは「右京さん、イタミンをちゃんと刑事として信頼した上で推理してたのか」「右京さんとイタミンとの20年を感じるやりとりだわ」「右京さんのイタミンの評価ってかなり高いよね。これ刑事として最高のほめ言葉だよ。泣ける」といったコメントも並んでいた。

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