舞いあがれ!:悠人「心配して言ったってんねん!」 浩太と親子の言い争い 「見応えあった」と反響

NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第64回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」第64回の一場面(C)NHK

 福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第64回が1月4日に放送された。同回では、経営難に悩む浩太(高橋克典さん)に、悠人(横山裕さん)が「工場を売った方がいい」と告げるなど、親子の言い争いが描かれた。

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 工場へやってきた悠人は、中の機械や値段を確認すると、足早に立ち去る。その後、岩倉家に寄った悠人は、浩太に工場の売却を提案する。

 悠人は「なあ、オヤジ。損切りって知ってる? 値下がりした株、見限って売ることやねんけど。大抵の人間はこの損切りが下手でな。損失が出てんのに、いつか巻き返せるはずやって自分を信じて売ろうとせえへん。そんで損失が膨らんでくんねん。借金増えてってんねやろ? 傷が浅いうちに、工場売るの考えたほうがええんちゃう?」と諭すように話した。

 浩太は「従業員らと力合わせて、経験積んで、みんなで一歩ずつ進んできたから、今のIWAKURAがあんねん。それを売るやて、簡単に言うてくれるな。お金なんかには代えられへんのじゃ」と拒否する。

 すると悠人は「なんでみんな損切りできへんか教えたろか? 自分の失敗認めんのが怖いからや。オヤジも現実に向き合って、工場売るの考えたらどうや」と説得を重ねた。

 「株なんかと一緒にすんな」と言う浩太に対し、悠人は「話にならん。結局オヤジは現実見る勇気ないねん」「心配して言ったってんねん!」と感情を爆発させて、家を出て行ってしまった。

 SNSでは「お父ちゃんの気持ちもわかるけど、お兄ちゃんが言うことも間違ってないだけになぁ……」「言い争いは父親と息子あるあるだね」「人としてはお父ちゃんが好きやけど、組織としてはお兄ちゃんが正しいよなあ」「お父ちゃんとお兄ちゃんのやり取り見応えあったね。どっちも間違ってないからつらいね」と、両者を思いやるコメントが寄せられている。

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