星降る夜に:吉高由里子が孤独に生きる産婦人科医に 聴覚障害を持つ10歳年下の“遺品整理士”北村匠海と運命の出会い

連続ドラマ「星降る夜に」で主人公・雪宮鈴を演じる吉高由里子さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「星降る夜に」で主人公・雪宮鈴を演じる吉高由里子さん=テレビ朝日提供

 1月17日に始まる女優の吉高由里子さん主演の連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系、火曜午後9時)は、吉高さんが紫式部役で主演する2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当する大石静さんのオリジナル作。感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴(ゆきみや・すず、吉高さん)と、生まれつき耳の聞こえない25歳の遺品整理士・柊一星(ひいらぎ・いっせい、北村匠海さん)の10歳差の恋を描く。吉高さん演じる雪宮鈴を紹介する。

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 ◇厳しさとユーモアを持ち合わせた産婦人科医 実は暗い過去が?

 のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く産婦人科医。勉強家で優秀な医師で、どんな患者が緊急搬送されても必ず受け入れることを信条としている。厳しい中にもユーモアを持ち合わせた言動が多く、患者からも同僚からも頼りにされる存在だが、鈴自身は誰かに頼ることが苦手。親戚付き合いも薄く、周囲に本音を打ち明けることはない。

 もともとは大学病院に勤務していたが、ある医療事故がきっかけで訴訟を起こされていた。

 ある日、息抜きのために訪れたキャンプ場で、10歳下の青年・柊一星と運命の出会いを果たす。やがて、自由な価値観を持つ一星に導かれ、閉ざしていた心の扉が開かれていく。

 ◇「星降る夜に」初回ストーリー

 産婦人科医の鈴は、ある日、息抜きのためソロキャンプへ出かける。一人で酒をあおり、星空を見上げていると、鈴の前に美しい青年・一星が現れる。

 一星は何も語らず、鈴に向かってカメラのシャッターを切り続ける。鈴の酒を勝手に飲み始めたかと思えば、寒さに震える鈴に自分のマフラーをかいがいしく巻いてくれる。そんな不思議な行動に戸惑う鈴だったが、酒の力も相まって一星とキスをしてしまう。
 
 翌朝、テントで目覚めた鈴は、何があったか記憶がはっきりしない。一星が手で何かサインを鈴に伝えながら去っていく。やがて、鈴は青年から送られたサインの意味に気付く。一星は手話で悪態をついていて……。

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