良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
女優の吉高由里子さんが主演を務める連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の第3話が1月31日に放送された。第2話(1月24日放送)で断片的に描かれた、45歳の新米産婦人科医・佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)の“悲しい過去”の詳細が明らかになり、視聴者の話題を呼んだ。
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ドラマは、吉高さんが紫式部役で主演する2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当する大石静さんのオリジナル作品。感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴と、生まれつき耳の聞こえない25歳の遺品整理士・柊一星の10歳差の恋を描く。
鈴の勤務先「マロニエ産婦人科医院」では、院長の麻呂川三平(光石研さん)が息抜きにみんなで釣りに行こうと提案。しかし当日、麻呂川のもとに集まったのは、深夜と鈴の2人だけだった。そのうえ、結婚記念日だったことをうっかり忘れていた麻呂川は、途中で帰宅。鈴は、深夜に手料理を振る舞われることに。
深夜の家を訪れた鈴は、「どうして医者になったの?」と深夜に問いかける。深夜は一瞬複雑そうな表情を浮かべ、「雪宮さんには聞いてもらいたいです」と口を開いた。深夜は、10年前、妻・彩子(安達祐実さん)と子供を亡くしたことを告白。彩子は妊娠37週までは順調だったが、常位胎盤早期剥離による出血性ショックで死亡。おなかの子供も重症低酸素性虚血性脳症で助からなかったと語った。深夜は、大量に出血しながらストレッチャーで運ばれる彩子の姿を回想し、「昨日まで元気だった妻とおなかの子を同時に失って、なんだか現実だと思えなくて涙もでなくって……」と打ち明けた。
また、そのときの彩子の手術に、鈴が研修医として立ち会っていたことも明らかになった。遺体となった彩子を病院から運び出す時、「深く頭を下げているお医者さんの後ろでボロボロ涙を流している若い女の先生がいて、いい先生だなと思いました」と当時の鈴の印象を語る深夜。続けて、「だから僕も雪宮先生みたいなお医者さんになりたいんです」とほほ笑んだ。
ピュアで“ポンコツ”な深夜が抱える“悲しい過去”に、SNSでは「深夜先生の過去がつらすぎて声を失った」「どうにか幸せになってほしい」「深夜先生がどんな思いで都庁勤務から産婦人科を志したのかと思うと……ますます好きになってしまった」「あの出血量はトラウマになるな」「10年前に鈴と出会っていたなんて! ビックリ!」「深夜と鈴のシーンに見入ってしまった。とても悲しい過去のお話だけど、描写がすごくきれい」「安達祐実さんが奥さんだったんだ! おディーン様との回想シーンも出てくるかな?」などさまざまな声が上がっていた。
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