スタンドUPスタート:“羽賀”山下美月の演技に注目集まる 「演技うますぎて鳥肌」「朝ドラでもこっちでも親がひどすぎる」

連続ドラマ「スタンドUPスタート」第3話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「スタンドUPスタート」第3話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の竜星涼さんが主演を務める連続ドラマ「スタンドUPスタート」(フジテレビ系、水曜午後10時)の第3話が2月1日に放送され、「みその銀行」の融資担当・羽賀佳乃を演じるアイドルグループ「乃木坂46」の山下美月さんの演技に注目が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、マンガ誌「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載中の福田秀さんの同名マンガが原作。投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽(みほし・たいよう、竜星さん)が、失敗や挫折を経験した訳アリな人々に「スタートアップ(起業)しよう!」と声を掛け、“人間再生”に取り組む姿を描く。

 大陽は、起業家と銀行をつなぐ会社「スタートマッチ」を興した林田利光(小手伸也さん)と御手洗光一(内藤秀一郎さん)を引き合わせる。家業がパチンコグループ経営の御手洗は、社内起業し、遊技と交流の場を兼ねた複合施設を作ろうとしていた。御手洗の事業計画書を読んだ林田は、銀行からの融資は可能と判断するが、かつて林田の部下でもあった羽賀は「パチンコ関係というのはちょっと……」と御手洗への融資を拒否する。

 後日、大陽は御手洗と共に、もう一度融資の相談をするため羽賀の元へ向かう。御手洗は羽賀に、パチンコ依存症の予防策としてコミュニティスペースを作りたいと考えていることを説明。しかし、羽賀は根本的な解決にはならないと述べ、「だったら最初からパチンコ屋がないほうがいいじゃないですか!」と声を荒らげた。

 そこに1本の電話がかかってくる。羽賀の母・綾乃(国生さゆりさん)がパチンコ店で問題を起こし、羽賀が呼び出されたのだった。羽賀の両親は、父親の不倫が原因で離婚。それ以降、綾乃はパチンコ依存症になってしまった。御手洗は綾乃に、パチンコ依存症に苦しむ人のためのグループホームに入らないかと問いかける。羽賀は「母は私が支えますから」と拒否するが、綾乃は「私は変わりたい。施設に行くよ」と返答するのだった。

 幼い頃から、綾乃に人として正しい“白い世界”を歩くように言い聞かせられて育った羽賀は、すっかり変わってしまった母を受け入れられずにいた。そんな葛藤を明かし、「死んじゃえって思うぐらいママのこと憎んでる」と涙を流した。大陽は羽賀を優しく抱きしめ、「白も黒も混ざると、人の輪郭がはっきりしてさ、俺にはとってもキレイに見えるよ」と語りかけた。

 山下さんは、現在、福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)に、望月久留美役で出演。2月1日放送の第84回では、婚約者の八神蓮太郎(中川大輔さん)との別れを決断。2人が別れたことを知った久留美の父・佳晴(松尾諭さん)が奔走する姿と、久留美が「私、全然後悔してへん」と涙を流す場面が描かれた。

 SNSでは「久留美ちゃんはダメパパ。羽賀さんはダメママ」「朝ドラでもこっちでも親がひどすぎる」「パラレルワールドでも親に悩まされる久留美ちゃん」などのコメントが並んだほか、「久留美ちゃんと同じ人に見えなくてすごい」「久留美ちゃんとのギャップ萌え」「美月ちゃん、演技うますぎて鳥肌モノ」など絶賛の声が上がっていた。

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