罠の戦争:「草なぎ剛、恐るべし」 180秒の演説、魂の訴えに視聴者感涙

連続ドラマ「罠の戦争」第5話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「罠の戦争」第5話の一場面=カンテレ提供

 草なぎ剛さんが主演を務める連続ドラマ「罠(わな)の戦争」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第5話が2月13日、放送された。同話では、選挙戦に立候補した鷲津亨(草なぎさん)の約180秒に及ぶ演説シーンが描かれ、視聴者から多くの反響が集まった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 第5話では、泰生(白鳥晴都さん)を突き落とした犯人を突き止めるため、鷲津が正式に出馬を決める。選挙戦の最終日は、厚生労働大臣の鴨井(片平なぎささん)が応援演説にやってくるが、交通渋滞に巻き込まれた鷲津は、予定時間を過ぎて到着することとなった。

 そして、会場にたどり着いた鷲津。事前の打ち合わせでは「地方経済の復興」「再開発」について演説する予定だったが、鷲津が話した内容はまったく違ったものだった。

 鷲津は「私は、ずるい大人でした。秘書という仕事をする中で、正しいことばかりしていたとは到底思えません。なのに息子には、自分が正しいと思うことをしよう……なんて言って。本当はずるくて、弱くて、かっこ悪い大人なのに。だからこそ、息子に誇れる人間になりたい。強い者にも向かっていける、正しい道を突き進もうとする代議士に、私はなりたい!」と訴える。

 続けて「大きな力に潰されそうになっても、声を上げ、知恵で乗り切る。弱くても、強い代議士に私はなりたい。力をください。それを糧に、腐敗した権力と戦います。ここにいる一人一人の、小さな暮らしを守る、必死で守る。そのために、私に力をください! 息子が目を覚ました時に、堂々と報告できるように。お父さん頑張ったぞって、もう一度かっこいいじゃんって言ってもらえるように。どうか皆さん、鷲津亨に力をください! よろしくお願いします!」と頭を下げた。

 鴨井が拍手すると、自然と会場も拍手がわき起こり、鷲津は「よろしくお願いします! ありがとうございます。鷲津亨です」と最後の演説を終えた。

 SNSでは「鷲津亨の演説には涙が止まらなかった」「選挙戦ラストのあの演説、本当に心震えた」「いつも驚かされる俳優、草なぎ剛」「選挙カーに乗った人物の演説を聞いてガチ泣きする日が来るとは。草なぎ剛、恐るべし」と絶賛のコメントが寄せられている。

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