神木隆之介:「新しい連続テレビ小説の形に挑戦」 福原遥から朝ドラ“バトン”受け取り意気込み

朝ドラのバトンタッチセレモニーに出席した(左から)神木隆之介さん、福原遥さん(C)NHK
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朝ドラのバトンタッチセレモニーに出席した(左から)神木隆之介さん、福原遥さん(C)NHK

 NHK連続テレビ小説(朝ドラ)の“バトンタッチ”セレモニーが3月17日、東京都内で行われ、放送中の「舞いあがれ!」のヒロイン福原遥さんと、4月3日スタートの「らんまん」の主演を務める神木隆之介さんが出席した。

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 神木さんは「新しい連続テレビ小説の形や表現に少しずつ挑戦していきたいなと思っているので、皆様に『あ、こんな新しい表現あるの!』と新鮮な気持ちで見ていただけるように現場では頑張っております。植物だったり、専門的なこともあったりするので、各部が研究しながら丁寧に撮影しております。まっ、大変ですけどね!(笑い)。みんなで乗り越えてこそだと思うので、ふんばりどころです」とこれまでの撮影を振り返る。

 放送開始に向けては「福原さんが紡がれてきた、積み重ねてきたものをちゃんと引き継げるように、初回スタートを切りたいです。『らんまん』は皆様の日常の一部となれる作品になれたらいいなと思っております。皆さん各自のスタイルで気楽に見て、聞いていただけたらすごくうれしいです」とアピールした。

 神木さんは、福原さんに「物語のモデルとなる牧野富太郎博士ゆかりの植物でつくった花束」をプレゼント。福原さんは「感動しすぎて言葉が出ないです。ものすごく感動しています。すごい愛を感じます。本当にありがとうございます! いただいた花束は飾って、家宝にしたいです」と喜びを語った。

 「らんまん」は、高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。ドラマでは、時代が幕末から明治、そして激動の大正・昭和へと移りゆく中、愛する植物のために一途(いちず)に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木さん)と、その妻・寿恵子(すえこ、浜辺美波さん)の波瀾(はらん)万丈な生涯が描かれる。

 「舞いあがれ!」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島が舞台。さまざまな人との絆を育みながら、「空」に憧れるヒロインが「飛ぶ」夢に向かっていく、挫折と再生の物語だ。

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