女優の志田未来さんが、3月26日に放送されるNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)第12回「氏真」に登場する。7歳でデビューし、幼いころから“演技派”として注目され、今もなお、第一線で活躍し続ける志田さんだが、意外なことに大河ドラマに出演するのは今回が初となる。今年5月に30歳を迎えるという“節目の年”での大河デビューに注目だ。
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演じる糸は北条氏康の娘。今川・北条・武田が三国同盟を結んだ折に、今川氏真(溝端淳平さん)に嫁いだ。義元(野村萬斎さん)亡き後、家臣たちの裏切りが相次ぐ中、孤独を極める氏真を支える。北条家の女らしく、強い意志を秘めている。キャッチコピーは「関東の雄・北条家から嫁いだ姫」。
志田さんは昨年7月の出演発表の際、「大河ドラマは、まだまだ遠い存在だと思っていました。まさか出演させていただけると思っていなかったので、とても光栄です。それと同時に今までに感じたことのない緊張感でいっぱいです。『どうする家康』の世界に入れることを楽しみにしています」とコメント。
役柄については「多くを語ることのない糸ですが、その中にも強さや優しさ、愛情をたっぷりと感じました。一度嫁いだ身、妻として夫となる今川氏真の側で、命ある限り支えたいという強い思いに胸を打たれました。その思いを見てくださる方にしっかり届けられるように演じていきたいです」と語っていた。
「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」(共にフジテレビ系)シリーズなどの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く、スピード感あふれる波瀾(はらん)万丈のエンターテインメント作となる。
第12回「氏真」では、武田信玄(阿部寛さん)から攻め込まれ、家臣にも見限られた氏真は、駿河・今川館を捨てる。妻・糸は、彼女の実家である北条に身を寄せるよう勧めるも、氏真は耳を貸さない。
一行が徳川領に近い掛川城に落ち延びたため、家康(松本潤さん)は兄弟同然に育った氏真と直接戦うことになり……というストーリー。
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