らんまん:タキ、“綾の酒”を試飲せず「さもしい」と否定 「時代がつらい」「厳しいね」

NHK連続テレビ小説「らんまん」第12回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第12回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第12回が4月18日放送され、タキ(松坂慶子さん)と綾(佐久間由衣さん)のやりとりが視聴者の注目を集めた。

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 酒造りに興味津々の綾は、幸吉(笠松将さん)に「峰乃月」とは違い「キリッとして、一口目から忘れられん味の酒もきっとえいと思う」と新しい酒造りを依頼する。

 そして春になり、峰屋では番頭や蔵人も集まり、東京で開催される内国勧業博覧会に向けて、「峰乃月」の味の確認が行われた。

 すると綾が「この味も確かめてくださいませんか? 新しく仕込んだ濃い口の酒です。峰乃月は峰屋の看板。大事なお酒ではございますけんど、博覧会で競うやったら、一口で忘れられん酒もどうかと」とタキに提案する。

 タキは「その酒はおまんが言い出して作らせたゆうことか?」と問うと、幸吉が「いえ、わしが造りました」とすかさずフォローする。

 しかし、綾は「幸吉は私に従うただけです」と自分の意志で造ったことを明かし「一口だけ、確かめてくださいませんろうか?」と頭を下げる。

 タキは「いかん! おまんは、峰乃月がまずいということか? そんなさもしい酒、下げなさい!」ととりつく島もなかった。

 SNSでは「さもしい酒かぁ……厳しいね」「時代がつらい」「さもしい酒は相当こたえたろう」と綾を思うコメントが集まっている。

 一方で、「タキさん散々苦労してきたから綾ちゃんに継がせたくないのでは?」といった反響も寄せられている。

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