酒井和歌子:74歳、元気の秘訣は旅行 “旅友”にも恵まれ 最期まで心配してくれた亡き母への思いも 「徹子の部屋」で

酒井和歌子さん
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酒井和歌子さん

 俳優の酒井和歌子さんが、4月24日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。趣味の旅行の思い出や、亡き母について語った。

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 酒井さんは74歳。5年前に母・慶子さんを亡くし、現在は一人暮らしだという。一番の元気の秘訣(ひけつ)は旅行で、若い頃はペルーやインドの奥地など“秘境”にも訪れたという。旅行のツアーを通して、同世代の“旅友”もできたと笑顔を見せた。

 コロナ禍前は、もっぱら慶子さんと海外に行った。中国にパンダを見に行った際に、パンダの子供を抱っこした写真を公開すると、黒柳さんは「かわいいー! これはかわいいわね」と大興奮。ほかにも北極や南極にも訪れたといい、特に印象に残る旅行先としてクロアチアのドブロブニクを挙げると、黒柳さんも「私も一番好き! 今までの中で」と共感していた。

 酒井さんが33歳の時、デパートでひな人形を買い、慶子さんが喜んだというエピソードも披露。酒井さんは「今もそうですけど女の子っぽくなくて。きっと女の子らしいところがあるのかなって喜んだんだと思う」と振り返った。慶子さんは酒井さんに「お嫁に行って欲しい」という思いがあったといい、「(ひな人形を)3月3日終わってすぐ片付けないと『お嫁に行き遅れる』って言われたんですけど、もう行き遅れ過ぎちゃって」と笑った。

 父親の徹さんは25年前に他界。慶子さんは亡くなる前、徹さんの仏壇に向かい、何か話しかけていたという。酒井さんは「きっと一人残していく娘が心配だったんじゃないでしょうかね」と語っていた。

 最後に、これからやりたいことを聞かれると、酒井さんは「自分の好きな旅も続けたいし、あとは健康を維持できるように頑張るくらいでしょうかね」と返答。黒柳さんから「結婚なんて考えたことない?」と質問されると、「ないですね。一人が楽で」とほほ笑んだ。

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