筒井道隆:木村拓哉と「あすなろ白書」以来30年ぶり“月9”共演 「教場0」第6話ゲストに

5月15日放送の連続ドラマ「風間公親-教場0-」第6話にゲスト出演する筒井道隆さん(C)フジテレビ
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5月15日放送の連続ドラマ「風間公親-教場0-」第6話にゲスト出演する筒井道隆さん(C)フジテレビ

 俳優の筒井道隆さんが、フジテレビ系“月9”(月曜午後9時)の連続ドラマ「風間公親-教場0-」の第6話(5月15日放送)にゲスト出演することが分かった。筒井さんと、主演の木村拓哉さんの“月9”での共演は、1993年に放送された平成初期を代表する人気ドラマ「あすなろ白書」以来30年ぶり。青春群像劇で同じ女性を取り合う恋敵役を演じた2人が、本格ミステリーで再共演する。

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 筒井さんと木村さんの共演は、他局では1998年にTBS系で放送されたスペシャルドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」以来25年ぶり。

 今回、筒井さんが演じるのは、画家の向坂善紀(こうさか・よしのり)。同じく第6話ゲストの城桧吏(かいり)さん演じる、優れた絵画の腕を持つ高校生・苅部匠吾(かるべ・しょうご)の実の父親だ。

 向坂は離婚しており、匠吾は現在新しい父親である歯科医師、苅部達郎(かるべ・たつろう、浜田信也さん)のもとで暮らしている。匠吾は美術の道に進みたいと考えており、向坂も匠吾に絵の才能があると思っているが、達郎は匠吾を医学の道に進めさせようとする。匠吾の悩みを聞いた向坂は、達郎をアトリエに呼び出し、現在の父親とかつての父親同士で口論へと発展し……という展開となる。

 フジテレビの渡辺恒也プロデューサーは「向坂は、愛する息子の将来を思う気持ちと、苦しい状況の中で身を引こうと葛藤する気持ちとの間で揺れ動く、とても繊細な心情表現が求められる役でしたが、筒井道隆さんによって見事にリアリティーのある人物として存在させてもらえたと思います」とコメントしている。

 また、城さんについては、「素朴な雰囲気の中に知性を感じさせる高校生・匠吾役を、等身大で演じ切っていただきました」と話している。

 ドラマは、長岡弘樹さんの警察小説「教場」シリーズ(小学館)の「教場0 刑事指導官・風間公親」「教場X 刑事指導官・風間公親」が原作。新春スペシャルドラマとして放送された「教場」(2020年)、「教場II」(2021年)で警察学校教官を務めた風間(木村さん)の過去を描く。

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