深川麻衣:「末っ子としてこれからもいられたら」 「特捜9」2年目への思い 井ノ原快彦ら先輩俳優たちから刺激も

連続ドラマ「特捜9 season6」に出演中の深川麻衣さん
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連続ドラマ「特捜9 season6」に出演中の深川麻衣さん

 人気刑事ドラマシリーズの新作「特捜9 season6」(テレビ朝日系、水曜午後9時)に、高尾由真役で出演中の深川麻衣さん。前作からの続投に「『特捜』の撮影現場はファミリー感が強く、また皆さんに会えることがうれしかったですし、『おかえり』といった空気感が心地よかった」と話す。深川さんに「特捜9」参加2年目の心境を聞いた。

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 深川さんは昨年放送の「season5」から出演。演じる由真は、警視庁品川署から異動して「警視庁捜査一課 特別捜査班(特捜班)」に加入。主任・浅輪直樹(井ノ原快彦さん)のもと捜査を学ぶ、真面目な性格と負けん気が強い刑事という役どころだ。

 「警視庁捜査一課9係」(2006~17年)から数えると、20年近く続く人気ドラマシリーズへの続投に「前回はガチガチに緊張して不安もある中、皆さんが輪の中にすっと入れてくださった。今回はまた1年越しの再会で、最初は少し緊張しましたが、いつの間にかすぐに感覚が戻っていました。『特捜9』の現場は、居心地はとても良いけど“いい緊張感”もありますね」と話す。

 “特捜ファミリー”について「皆さん絆が強く、お互いの家族の話もしています」とにっこり。「みんなで輪になってお昼を一緒に食べて雑談します。座長の井ノ原さんを筆頭に、温かい人柄の方ばかりで家族のような空気感があります」と語る。
 
 「そんな俳優の先輩たちは、自分の役だけでなく、視聴者の方には『こういう言葉の方がもっとわかりやすいのでは』と意見を出し合っていて視野が広いと思います。そういう先輩方の現場での姿勢は、俳優としてはもちろん人間としても学ぶことばかりです」と敬意を述べた。

 今シーズンについては「捜査以外の部分、特捜班の日常や人柄、家族の話も出てくるので、生活も捜査も地続きであり親近感を持ってもらえるような内容になっているので、楽しんでいただきたいです」と呼びかけた。

 数々の連続ドラマに出演中の深川さん。俳優業のモチベーションは「どんな作品でも、撮影中は怖さや不安が片隅にありますが、作品が皆さんに届いて、色々な言葉や感想をいただけたときは、大変だったことが全て吹き飛んでしまう位うれしい。それが原動力かも」といい、「自分一人のために頑張るのは限界がある。ファンの方の応援や、スタッフさんの支えで頑張れますね」と声を弾ませた。

 忙しい撮影の日々を送る中でのリラックス法を聞くと「お風呂とご飯(笑い)」との答えが。「湯船に浸かると、水に流すじゃないですけど悩んでいたこともサッと流れていく気がして大好き。食べることも大好きで、撮影の際みんなでお弁当を食べる時間や、友達とおいしいものを食べに行く時間は意識的にとるようにしています」とほほ笑んだ。(取材・文・撮影:遠藤政樹)

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