緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
俳優の仲間由紀恵さんが主演するスペシャルドラマの第3弾「女王の法医学~屍活師(しかつし)~3」(テレビ東京系)が、7月3日に放送されることが6月12日、明らかになった。ドラマは、埼京医科大学の法医学研究室准教授である主人公・桐山ユキ(仲間さん)と同研究室に所属する4年生で、ユキに“ワンコ”と呼ばれ、こき使われながらもやりがいを感じ始める犬飼一(SixTONESの松村北斗さん)のバディーが謎の死因と事件の真相をつきとめていく。
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原作は杜野亜希さんのマンガ「屍活師 女王の法医学」(講談社)。前作、前々作に続き、ユキらが所属する研究室の教授、丹羽嗣仁を石坂浩二さん、検査技師の林田匡を小松利昌さん、解剖助手の高嶺霞を新実芹菜さん、ユキと犬猿の仲ながら時には協力して事件解決へ導く埼玉県警本部警部補の村上衛を田辺誠一さん、村上の部下の安村泰介を西村元貴さんが演じる。
第3弾では、ユキとワンコの2人は男性の遺体の検案で現場の山林へ入る。状況から見て他殺の可能性が高いと判断した。解剖によって、被害者はユキが10年前に脳手術をした患者だと判明する。血中を調べると、服用中の発作を抑える薬を飲んだ形跡がなく、ユキは不審に思う。
そんな中、ワンコは元バイト仲間、橘亮平の結婚式二次会に出席。同大学の薬学部職員だったが、今後は妻・橘結衣の父親の会社で働くことになっていた。だが式直後、ホテルで絶命している亮平が見つかる。解剖の結果から村上(田辺さん)は服毒自殺と見るが、ワンコは納得いかず反論。ユキも何か引っ掛かっている様子で……というストーリー。
仲間さんは「現場におなじみの皆さんが集まってくださっているので、良い緊張感の中で撮影が進んでいるのが心地良かったです」といい、さらに「台本にちょっとずつワンコとの絡みの遊びの部分を足してもらっているのかなと思いました。真面目なところ、ワンコをからかうところ、これまでと同じは同じですが、素直に台本の流れに沿っていったら今までとちょっと違うユキが今回は見せられるかなと思いました。私の中では変わらず、ユキらしくそこにいられるということを一番に気をつけて演じていました」と撮影エピソードを語った。
今作の見どころを「今回も少し驚くようなトリックがあるので、ぜひ、ストーリーの展開も楽しみにしていただきたいです。ユキの過去もまた少し出てきます。それによってこれまでとはまた違う感じ方をしているユキ、違う顔のユキというのを見られるかと思いますので、ワンコとのコンビも合わせて、そのあたりに注目していただければなと思います」と話している。
「早くやりたいという気持ち」で第3弾の台本を受け取ったという松村さんは、「だんだんワンコのしっかりした部分も出てくるし、シーンによってはキメのところがあるなと思います。一番下っ端というか、一番若手っていうところを一瞬超えて、中心になる瞬間など、今まで以上にグッと締まったところを見せなきゃなというふうに意識しました」といい、ユキに食ってかかるシーンでは、「友人の死というものが関わってきたときに、どこまでできるかなあと思って……。私情みたいなところがキーになるような気がして、自分としては『あそこまで行く』気持ちになりました」と明かしている。
ドラマは7月3日午後8時~同9時54分の「月曜プレミア8」枠で放送。
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