柳楽優弥:初の“幽霊”役でドラマ主演 売れないホストが死後に人生を見つめ直す 長久允監督「オレは死んじまったゼ!」

「連続ドラマW-30『オレは死んじまったゼ!』」のメインカット=WOWOW提供
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「連続ドラマW-30『オレは死んじまったゼ!』」のメインカット=WOWOW提供

 俳優の柳楽優弥さんが、WOWOWで9月から放送・配信される「連続ドラマW-30『オレは死んじまったゼ!』」で主演することが6月12日、明らかになった。柳楽さん演じる場末のクラブのホストが、ある日突然“死んじまった”ことから始まるヒューマンドラマ。俳優キャリア20年の柳楽さんは初めて“幽霊”役を演じる。

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 柳楽さんは、「TOKYO23~サバイバルシティ」(2010年)以来、WOWOWの連続ドラマ主演は13年ぶり。未来に希望が持てず、ただ無為に人生をやり過ごしている売れないホストの桜田和彦を演じる。

 桜田は不慮の事故で命を落とし、自分と同じく成仏できずにいる個性的すぎる幽霊たちと一つ屋根の下で暮らす中で、自身の人生を見つめ直し、人知れず抱えていた後悔と向き合い、失われていた人間性を幽霊になって初めて取り戻していく。

 完全オリジナル作で、全話の脚本を担当し、メイン監督を務めるのは、サンダンス映画祭の日本人初のグランプリを受賞した映画「そうして私たちはプールに金魚を、」(2016年)で知られる長久允監督。長久監督は柳楽さんとは初タッグで、串田壮史さんと共にメガホンをとる。柳楽さん以外のキャストは後日発表される。

 柳楽さんは、「長久監督の『そうして私たちはプールに金魚を、』を見たことがあり、とても好きな監督だったので今回参加できてうれしかったです。映像表現に遊び心がある面や、監督のクリエーティブなセンスを感じる編集が好きなので、この座組のチームワークの中で長久組ワールドに入れることにワクワクしました。僕が脚本を読み終わった後に感じた“不思議と前向きになる感覚”を視聴者の皆様にも感じていただける気がします」とコメントしている。

 「連続ドラマW-30『オレは死んじまったゼ!』」は、9月からWOWOWプライムとWOWOWオンデマンドで放送・配信。全7話で第1話は無料放送。

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