らんまん:「爆誕」が明治の世に爆誕? 丈之助のモデルは坪内逍遙か?と話題に

NHK連続テレビ小説「らんまん」第53回の一場面(C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「らんまん」第53回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第53回が、6月14日に放送された。長屋で万太郎(神木隆之介さん)が植物絵を描くのに集中している後ろで、植物学教室の下級生たちと長屋の住人の丈之助(山脇辰哉さん)が話しているやりとりの中で「爆誕」という言葉が登場し、視聴者の間で話題になった。

あなたにオススメ

 同回では、深夜に万太郎(神木隆之介)が顕微鏡をのぞきながら絵に集中している後ろで、波多野(前原滉さん)、藤丸(前原瑞樹さん)は論文に苦戦していた。2人が仮眠を取ろうとすると丈之助は「寝るなー!」と大声を出す。

 「原稿修羅場のにおいを嗅ぎつけてね。人が修羅場ってると自分も書けるからね」と万太郎の部屋にやってきたという丈之助は、「版元のおやじが読むって言ってくれた」という小説を執筆しており、「本邦初の勧善懲悪じゃないリアリズムの小説が爆誕しちゃうんだよ!」と熱く語る。

 ふと、3人はいくら同じ部屋で騒いでも動じない万太郎の集中力に気づく。波多野は「万さんを見てたら、人生って思っていたよりずっと濃くて、たくさんのものが入る器なんだな。その器をパンパンにしていくことが生きるってことなのかなって」としみじみ語る。

 すると、丈之助は「俺も、万ちゃん見てたら思いついたことがある」とシェークスピアの全37作品を翻訳する夢を語った。

 明治時代に「爆誕」という言葉が使われたことに、SNSでは「百何十年も前に“爆誕”という言葉を爆誕させた丈さんは、すごい作家だ」「爆誕というパワーワード爆誕w」「明治に爆誕w」と盛り上がった。

 また、シェークスピア全集を翻訳したのが坪内逍遙だったことから、「丈之助さんのモデルってもしかして坪内逍遙だったりする?」「丈之助さんは、坪内逍遙さんをモデルにしてる?」といったコメントが上がった。

テレビ 最新記事