どうする家康:高畑淳子が仲役に 息子・秀吉の欲望に振り回される大政所「すべてを享受して生きていく人」

大河ドラマ「どうする家康」で仲を演じる高畑淳子さん(C)NHK
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大河ドラマ「どうする家康」で仲を演じる高畑淳子さん(C)NHK

 松本潤さん主演の2023年NHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)に、俳優の高畑淳子さんが出演することが6月15日、分かった。羽柴(豊臣)秀吉(ムロツヨシさん)の母、仲を演じる。高畑さんが大河ドラマに出演するのは、「毛利元就」(1997 年) の萩の方役、「篤姫」(2008年)の本寿院役、「真田丸」(2016年) の薫役に続き4作目となる。

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 高畑さんは、初めての大河ドラマ出演となった「毛利元就」で「緊張でガチガチになっていたら、(夫・尼子経久役の)緒形拳さんに“どうせおまえがやるんだから、所作にとらわれずに大岩のように!!”と言われました。また、緒形さん臨終の(撮影の)時、本番中に“キスしろ……キスしろ……オレに”と、妻役の私に言っておられました」と思い出を語った。

 高畑さん演じる仲は、尾張の農民出身だが、今は「大政所」と呼ばれている。人質として徳川家に送られるなど、息子のとどまるところを知らない欲望に振り回される。井伊直政(板垣李光人さん)と気が合う、という役どころ。

 役の印象について、「この時代の女性は、男性にふり回されていますね。仲は、何が起こっているのか、よく分からないまま、あれよあれよと大政所に!! しかし勘の良い人で、何かしらの不安を予知しているようです。何もかも受け入れるしかない人……。この時代の人、女性は皆そうかもしれないですが、すべてを享受して生きていく人を演じられたらと思います」とコメントしている。

 「どうする家康」は、ドラマ「リーガルハイ」「コンフィデンスマンJP」などの古沢良太さんが脚本を担当。新たな視点で徳川家康の生涯を描く。

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