あまちゃん:“若き日の春子”有村架純は“鈴鹿ひろ美”薬師丸ひろ子の“影武者”だった! 歌は小泉今日子という二重構造

小泉今日子さん
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小泉今日子さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第95回が、NHK・BSプレミアムで7月21日に再放送され、若き日の春子(有村架純さん)が鈴鹿ひろ美(薬師丸ひろ子さん)の“影武者”として「潮騒のメモリー」の歌をレコーディングしたいきさつとその後が明かされた。

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 同回では、駆け出しのスカウトマンだった“太巻”こと荒巻太一(古田新太さん)から、鈴鹿ひろ美の主演映画の主題歌を本人の代わりに歌ってくれないかと持ちかけられた春子(有村さん)が“影武者”としてレコーディングする場面があった。

 その後、映画「潮騒のメモリー」は昭和61(1986)年の正月映画として大ヒット。同名主題歌が歌番組「夜のベストヒットテン」で1位を獲得するも、「私の本業は女優です。歌番組に出ることは私のポリシーに反しますし、歌手を本業とされている方々に失礼ですので……」とひろ美はかたくなに歌番組に出演せず、「そのことが鈴鹿ひろ美を、より一層ミステリアスで神秘的な存在に仕立て上げました」と語られた。

 “影武者”歌手の若き日の春子(有村さん)の歌声は小泉今日子さんのもので、SNSでは「鈴鹿ひろ美の影武者の天野春子の影武者の小泉今日子」「有村架純ちゃんの口からキョンキョンの歌声が出てくるの、いろんな意味で面白い」「キョンキョンが影武者の影武者って、あーややこしい」「影武者、落ち武者の伏線が補完されたと思ってもまだ脳が混乱してしまう面白い演出」「影武者の伏線がすごいなあ」といった声が並んだ。

 また、タクシー車内で太巻が春子に“影武者”歌手の話を持ちかけたあと、運転手の正宗(森岡龍さん)に「0が一個多い」料金を支払って「あほんだら」を連呼しながら秘密を漏らさないよう恫喝(どうかつ)する場面があり、「今日は『あほんだら』の回でしたね」「吉本新喜劇の見過ぎやん」「あほんだら何回言うんだ~」と盛り上がった。

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