森崎ウィン:初の時代劇 「どうする家康」で徳川秀忠に 大河ドラマ「目標の一つ」だった

大河ドラマ「どうする家康」で徳川秀忠を演じる森崎ウィンさん
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大河ドラマ「どうする家康」で徳川秀忠を演じる森崎ウィンさん

 俳優の森崎ウィンさんが、NHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)に出演することが分かった。森崎さんにとって初の時代劇で、江戸幕府二代将軍・徳川秀忠を演じる。

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 森崎さんは「10歳のときにミャンマーから日本に来て、初めて大河ドラマを知りました。ミャンマーにも時代劇というものはあったので、日本でも時代劇は人気なんだという印象を持ちました。それから芸能界に入り、大河ドラマのすごさや偉大さ、豪華俳優陣が集結して、大作を作り上げるものなんだと知り、いつしか大河ドラマに出演するというのが自分の目標の一つになっていました」とコメント。

 「今回初めて大河ドラマに出演し、実在した人物を演じるので責任も大きいですが、このお話をいただけたことは純粋にうれしいですし、これからの撮影が非常に楽しみです」と話した。

 演じる秀忠は、家康(松本潤さん)と於愛(広瀬アリスさん)の間に生まれ、長兄・信康(細田佳央太さん)亡き後、嫡男として大切に育てられる。母に似て大らかで、明朗快活な青年だが、家康にとっては物足らないところもある……という設定。

 森崎さんは「当時の戦国武将の中でも比較的柔らかくて、家臣からの信頼も厚い人だったのではないかと思います。しかし、武将としては力強さに欠ける部分もあるのかな、というイメージです」と述べた。

 続けて「今回途中から参加するということもあり、ストーリー的にだんだん空気が重くなっていると思うのですが、秀忠が登場することで一瞬ふっと雰囲気が明るくなればいいなと思います。秀忠は僕と近いところがあるのかな、と勝手に親近感が湧(わ)いているので、僕の中に秘めている明るさを出していけたらいいなと思っております」と意気込んだ。

 森崎さんは1990年8月20日生まれ、ミャンマー・ヤンゴン出身の32歳。ドラマ「東京少女 桜庭ななみ」(2008年)で俳優としてのキャリアをスタートさせ、以来数々のテレビドラマ、映画に出演。「MORISAKI WIN」の名で歌手としても活動している。

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