乃木坂46山下美月:10月期「下剋上球児」で日曜劇場デビュー しっかり者の姉役「すごく新鮮な自分に出会えています」

10月期の連続ドラマ「下剋上球児」に出演する(左から)明日海りおさん、乃木坂46の山下美月さん、コットンのきょんさん(C)TBS/撮影:ENO
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10月期の連続ドラマ「下剋上球児」に出演する(左から)明日海りおさん、乃木坂46の山下美月さん、コットンのきょんさん(C)TBS/撮影:ENO

 アイドルグループ「乃木坂46」の山下美月さんが、10月期のTBS系日曜劇場枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「下剋上球児」に出演することが分かった。今年3月まで放送されていたNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」ではヒロインの幼なじみを好演し、女優としても活躍している山下さんだが、日曜劇場には初出演となる。

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 ドラマは鈴木亮平さん主演で、高校野球を通して、現代社会の教育や地域、家族が抱える問題やさまざまな愛を描く“ドリームヒューマンエンターテインメント”。32歳で大学に再入学し、高校教師になった主人公・南雲脩司(鈴木さん)が弱小野球部の顧問になり、生活が一変して……と展開する。スポーツライター菊地高弘さんのノンフィクション「下剋上球児」(カンゼン)が原案となる。

 山下さんが演じるのは、南雲が顧問を務める「越山高校野球部」の根室知廣(ねむろ・ちひろ)の姉、根室柚希(ねむろ・ゆずき)。事故で他界した両親に代わり、弟の面倒や祖母の介護をしながら美容師として働くしっかり者で、家庭の金銭事情は厳しいが弟には大好きな野球を3年間続けてほしいと思っている……という人物だ。

 山下さんは「高校野球のお話がメインで球児たちの熱さを感じる部分がありつつ、南雲先生と球児たちの関係からそれぞれの人間性みたいなものも強く感じられて、私も1話から台本を読み入ってしまいましたし、どの登場人物もすごくステキなので、自分もそんな世界に入ることができてうれしいです」とコメント。

 演じる柚希については「野球を頑張る弟をチャキチャキ明るく笑顔で支えるお姉ちゃん」といい、「私自身は一人っ子ですし、これまであまり姉役を演じることがなかったのですごく新鮮な自分に出会えています」と語った。

 最後に「お話の軸である球児たちの熱い部分はもちろん見どころですし、球児たちを支える大人たちの熱意やそれぞれが変化していく姿、地域性もすごくステキだなと思います。話を重ねていくごとに面白さが増していく作品だと思いますので、ぜひ最後まで見ていただけたらうれしいです」とアピールした。

 元宝塚歌劇団花組のトップスターの明日海りおさん、お笑いコンビ「コットン」のきょんさんの出演も発表された。明日海さんは昨年1月期「DCU」以来の日曜劇場で、越山高校野球部に入部する犬塚翔の母・犬塚杏奈を演じる。きょんさんは今作が地上波の連ドラ初出演で、越山高校の生徒が利用するコンビニの名物店員・青沼健太を演じる。

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