この素晴らしき世界:社員が起こした訴訟が“芸能界の闇”につながる!? 予想外の展開に「ドキドキ」「攻めた内容に」(ネタバレあり)

連続ドラマ「この素晴らしき世界」第7話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「この素晴らしき世界」第7話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の若村麻由美さんが主演を務める連続ドラマ「この素晴らしき世界」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第7話が8月31日に放送された。芸能事務所「プロダクション曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」の社員スタッフ、櫻井佳音(葉月ひとみさん)が起こした訴訟の真相が次第に明らかになり、視聴者が注目した。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 ドラマは、スーパーマーケットでパート勤めをする平凡な主婦が、スキャンダルがきっかけで国外逃亡した大女優になりすますことを依頼され、二重生活を強いられるコメディー。平凡な主婦の浜岡妙子と、妙子が身代わりを頼まれる大物女優の若菜絹代を、若村さんが一人二役で演じる。

 第7話では、櫻井の弁護士の浅野俊徳(佐戸井けん太さん)が、社長の比嘉莉湖(木村佳乃さん)に示談金として2億円を要求。納得がいかない妙子は、元凶であるテレビ局ディレクター、沖野島紀明(吉田宗洋さん)のセクハラの証拠を押さえて、世の中に訴えるべきだと言う。

 同じ社員の室井セシル(円井わんさん)が猛反対する中、妙子は独断でスーパーのパート仲間の育田詩乃(平祐奈さん)に沖野島の身辺を調べてほしいと依頼する。育田は無事に沖野島のチームにバイトとして潜り込むが、テレビ局でセシルと遭遇してしまう。セシルから厳しく注意され、妙子は育田に調査の中止を告げるが、育田は「こういうの放っておいたらダメです」と自らの意志で調査を続けることに。

 そんな中、櫻井に本当の気持ちを聞きに行った莉湖は、櫻井から莉湖たちが沖野島の犯罪を知りながら隠していると思っていたと告げられる。それは6年前に起きたアイドルのドラッグパーティー死亡事件で、亡くなったアイドルの所属事務所は解散に追い込まれた。櫻井は、この事件の真相を沖野島から聞かされたといい、プロダクション内の不祥事ということになっているが、実際には沖野島が無理やり薬を飲ませたことが死因につながったのだという。

 沖野島の父親は帝都テレビに影響力のある「オキノトラベル」の会長で、莉湖の父親とも親友だった。そのため、莉湖の父親が國東統次郎(堺正章さん)に頼み、事件をもみ消したのだ。莉湖は「この件には亡くなった私の父と國東さんが絡んでいる。安原さん(西村まさ彦さん)や若菜さん(若村さん二役)本人や夏雄さん(沢村一樹さん)も何か知っているかもしれない」と語った。

 終盤、飲み会の席で酔って寝たふりをする育田に、沖野島が薬を混ぜた水を飲ませようとする。沖野島が会計をしている間に、育田は沖野島のバッグを持って走り去った。そして、育田に電話で呼び出されたセシルが沖野島のバッグを受け取り、「私に考えがある」と告げた場面で同話は幕を閉じた。

 SNSでは「ん~~~なんだかドキドキな展開!」「芸能界の暗部に食い込む展開へ」「攻めた内容のドラマになってきたな」「それぞれ別々に進んできた物語が、一つに集約されるってことか」「来週どんな展開になるんだろう? 楽しみだ~」「ここから誰も彼も参戦して問題解決していく展開期待してますからね!」などと今後の展開に期待する声が続々と上がった。

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