こっち向いてよ向井くん:「ざっと振り返ってみると幸せ。それで十分よ」 “母”財前直見の言葉に視聴者涙 「いい最終回だった」の声も

連続ドラマ「こっち向いてよ向井くん」最終回の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「こっち向いてよ向井くん」最終回の一場面=日本テレビ提供

 俳優の赤楚衛二さん主演の連続ドラマ「こっち向いてよ向井くん」(日本テレビ系、水曜午後10時)の最終回が9月13日に放送された。“向井くん”(赤楚さん)の母・公子(財前直見さん)が、「ざっと振り返ってみると幸せ。それで十分よ」と話す場面があり、視聴者からは「泣いた」といった声が続々と上がった。

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 原作は、ねむようこさんの同名マンガ(祥伝社)。元彼女の美和子(生田絵梨花さん)の残像を引きずり、気づけば10年間恋をしていない「向井くん」こと向井悟らのラブストーリー。

 最終回の終盤では、公子が、娘の麻美(藤原さくらさん)から、「お母さんはさ、お父さんと結婚して幸せ?」と質問される。「幸せだったときもあれば、幸せじゃなかったときもある。そんな感じかな?」と明かした公子は、「だってこれをしたからとか、これを手に入れたからずっと幸せってことはないわけじゃない?」と続ける。

 結婚した瞬間や、悟や麻美が生まれた瞬間、成長を感じる瞬間などに幸せを感じてきたと振り返りながらも、それらは「永遠に続くわけない」といい、「きょうが幸せでも、あしたは何かに悩んでいるかもしれない。それが人生よ」と語る。そして、「ざっと振り返ってみると幸せ。それで十分よ」と言ってほほ笑む様子が描かれた。

 SNSでは、「向井くん母の気持ちに1番共感しちゃった」「いい最終回だった」「最終回が良すぎてなんか泣いちゃった」「恋愛、結婚だけじゃなく生き方、人と向き合うこと。いろんなこと考えました」「結婚して幸せか?の問いに対する向井母の言葉が、全てですね」「向井くん母のセリフ、いつも沁みました。財前さん、すてき」といった声が上がっていた。

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