安藤サクラさんが主演を務めた、2018年度後期のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「まんぷく」の第10回が、BSプレミアムとBS4Kで10月12日に再放送された。同回は、ヒロイン・福子（安藤さん）の姉・咲（内田有紀さん）が入院先のベッドの上で“せき”が止まらなくなり、医者が家族に病状の悪化を伝えるシーンで終了したが、続いて放送された趣里さん主演の朝ドラ「ブギウギ」の第9回は、ヒロインの鈴子（澤井梨丘さん）がせき込むシーンでスタート。視聴者から「まさかの咳（せき）続き」などと驚きの声が上がった。

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　「まんぷく」の第10回では、萬平（長谷川博己さん）に紹介された結核の専門病院に入り、咲の病状が少し回復。福子は萬平に会わないままだったが、咲の病気が治り、また萬平と会えるようになる日を心待ちにしていた。義兄で画家の忠彦（要潤さん）が、春なのに外に出られないからときれいな桜の絵を描いて贈ってくれるなど、家族の思いを受けて、回復の兆しを見せていた咲だったが……。

　「ブギウギ」第9回では、鈴子は百日咳にかかってしまう。3カ月後の梅丸少女歌劇団（USK）の単独公演の出演は無理そうだ。鈴子は高熱でうなされ、ツヤ（水川あさみさん）と梅吉（柳葉敏郎さん）は、鈴子が死んでしまうのではないかと心配する。そんなとき、鈴子はツヤに桃が食べたいと伝える。ツヤは桃を探すのだが、今は桃の時期ではなく……と展開した。

　SNSでは「なんと病床シーンつながり！」「『まんぷく』でも咳、『ブギウギ』でも咳」「咳で寝込んでるつながり」「咲き姉ちゃんの咳からスズちゃんの咳」「こっちも咳か…」「ゴホゴホ多すぎの朝…」などと視聴者が反応。

　また「ブギウギ」で鈴子が食べたかった時期外れの桃については、「まんぷく」に登場する、何かと缶詰をプレゼントする“野呂缶”こと野呂幸吉（藤山扇治郎さん）を引き合いに「『野呂さん、桃缶持ってきて！』と思ってしまった」「お母ちゃん！　こんなときは野呂缶に桃の缶詰もらったらいいんやで！」「ああ…ここに野呂さんがいれば、桃の缶詰もってきてくれたかも知れないのに」「野呂缶出番だ」と盛り上がった。