どうする家康:「大奥」青沼役も話題 村雨辰剛が大河デビュー 「お手本にしている歴史人物」ウィリアム・アダムスに

大河ドラマ「どうする家康」でウィリアム・アダムスを演じる村雨辰剛さん (C)NHK
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大河ドラマ「どうする家康」でウィリアム・アダムスを演じる村雨辰剛さん (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第41回「逆襲の三成」が、10月29日に放送される。同回には、スウェーデン出身の庭師で俳優の村雨辰剛さんが登場。大河デビューを果たす。

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 同局の「ドラマ10『大奥』」の青沼役も話題の村雨さんが、初の大河ドラマで演じるのはウィリアム・アダムス。関ヶ原の戦いの半年前に日本に漂着した、英国生まれの航海士で、朝鮮出兵後の対外関係に頭を痛める家康(松本さん)の相談相手となり、やがて江戸に招かれ、外交顧問として重用される。日本名は三浦按針(あんじん)。

 キャッチコピーは「対外政策を任されたイギリス人航海士」だ。

 今年8月の出演発表の際、村雨さんは「三浦安針の存在は、もちろん以前から知っていました。日本に漂流して、日本人になって士分まであがったと言うことで、私は帰化人としてお手本にしている歴史人物です。大変尊敬しています。徳川家康題材の大河ドラマがあった際に、三浦安針の役があるならぜひ演じさせていただきたいとずっと思っていました」とコメント。

 「僕が日本に来て、『日本人』として生きていく覚悟や思いを三浦按針と重ね合わせて見ると共通点がたくさんあると思いました。異国の地でその国の国籍を持って生きていくのは言葉では言い表せない大変さがあります。現代社会ではグローバル化によって自然に生きていけることも多いですが、江戸時代ではアダムスの苦悩も多かったのではと想像します。そんなアダムスが残した大きな功績を思うと感銘を受けます」と話していた。

 「どうする家康」は一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語。新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く。

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