メトロポリタン・オペラ:2022〜23年の新シーズン7作品 WOWOWで来春放送・配信 

ルイジ・ケルビーニ作曲のオペラ「メデア」の一場面(C)Marty Sohl/Metropolitan Opera
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ルイジ・ケルビーニ作曲のオペラ「メデア」の一場面(C)Marty Sohl/Metropolitan Opera

 米ニューヨークにある世界最大のオペラハウス「メトロポリタン歌劇場」。ここで上演されるメトロポリタン・オペラの新シーズン(2022〜23年)から、世界初演や新演出の7作品が来春、WOWOWで放送・配信されることが11月6日、明らかになった。

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 新シーズンの作品は豪華なラインアップで、世界トップの演出家が初めてメトロポリタン歌劇場で手掛ける話題作が多い。日本でもファンが多いサイモン・マクバーニーさんがフライングを駆使した「魔笛」を手掛け、トニー賞常連のイヴォ・ヴァン・ホーヴェさんが新たな解釈で「ドン・ジョヴァンニ」を演出した。

 さらに、英ロンドンで「となりのトトロ」を成功させたフェリム・マクダーモットさんは、ニコール・キッドマンさん主演で2002年に映画化もされた「めぐりあう時間たち」(のラストを違ったものにして構成。そしてルネ・フレミングさん、ケリー・オハラさん、ジョイス・ディドナートさんの三大歌姫とタッグを組み、世界初演を果たして絶賛を浴びた。

 そのほか、映画監督のフランソワ・ジラールさんが新しく演出した「ローエングリン」、ソプラノ歌手のマリア・カラスさんが復活させたギリシャ悲劇に基づく名作で、メトロポリタン歌劇場初演の「メデア」も放送・配信される。

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