栗山千明:木曜劇場「大奥」出演 “倫子”小芝風花を追いつめる大奥総取締役に

栗山千明さん
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栗山千明さん

 俳優の栗山千明さんが、小芝風花さん主演で2024年1月スタートの木曜劇場「大奥」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが12月2日、明らかになった。栗山さんは大奥に身を置く女性たちの頂点・大奥総取締役の松島の局を演じる。栗山さんが木曜劇場に出演するのは初めてで、「大奥らしい“女の戦い”だけではなく、キュンとなるかわいらしい恋心や、切ない思い、親子の愛なども、きちんと描かれているストーリーになっています。新しい大奥を、ぜひお楽しみにしていてください」とコメントしている。

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 栗山さんが演じる松島の局は、公家の娘で、徳川家重の嫡男・家治(亀梨和也さん)の教育係だったが、将軍付き上臈御年寄となり、大奥を取り仕切り、幕政にも影響力を持つ大奥総取締役にまで上り詰めた実力者。権力をほしいままにするため側用人・田沼意次(たぬま・おきつぐ)と手を組み、“ある計画”をもくろんでいて……。

 栗山さんは「言葉遣いや所作など、私に務まるのかという不安もありますが、大奥というきらびやかな世界を体験できることを楽しみに思いました」とコメント。「松島の局には、大奥総取締役としての風格や貫禄が必要だと感じていますので、堂々と凜(りん)とした立ち振る舞いを心掛けながら演じたいと思っています。また、小芝さん演じる倫子を追い詰めていく役どころなので、見てくださる方々に嫌われる覚悟で精いっぱい務めたいと思います」と意気込みを語っている。

 「大奥」は、同局では2003年6月に連続ドラマ「大奥」を放送して以来、3本の連続ドラマ、6本の単発ドラマを放送。2006年12月には映画が公開され、2007年には舞台も上演された。新シリーズは連続ドラマとしては19年ぶり。

 ストーリーは、江戸時代中期、景気は悪化の一途をたどり、国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、閑院宮直仁親王の娘、倫子(小芝さん)はのちの第10代将軍・徳川家治(亀梨和也さん)と政略結婚させられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにも及ぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げる。その頃、江戸幕府を混乱に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていた……と展開する。

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