北川景子:「どうする家康」一人二役に消極的だったワケ お市から茶々 不安に安堵…「目まぐるしかった」撮影の日々振り返る 

NHK大河ドラマ「どうする家康」で茶々を演じる北川景子さん (C)NHK
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NHK大河ドラマ「どうする家康」で茶々を演じる北川景子さん (C)NHK

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)の第46回「大坂の陣」が、12月3日に放送された。同回では、乱世最後の大戦となった徳川と豊臣による「大坂の陣」へと突入。終盤には、大坂城に向かってイギリス製大筒が火を噴き、茶々(北川景子さん)が千姫(原菜乃華さん)をかばって傷つく姿も描かれた。ドラマは残すところ2回。茶々役の北川さんが「目まぐるしかった」という撮影の日々を振り返った。

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 北川さんは、お市に続いて娘の茶々を演じることが、初登場回(9月24日放送の第36回)の放送によって解禁されたが、「共演者の皆さんの役名と扮装写真がどんどん発表されている中、茶々がなかなか明かされなくて『早く発表してくれ~』と思っていました(笑い)」と本音をもらす。

 「やはり不安だったんですよね。『こんなの私たちが知ってる茶々じゃない』とか、『別の役者さんが演じる茶々が見たかった』とか……視聴者の皆さんは放送をどうご覧になるだろう、受け入れてもらえるだろうかと不安に思っていました」と吐露。「なので、茶々の登場シーンが放送されて、視聴者の皆さんから反響をいただけたときはとてもほっとしました」と語った。

 今回の一人二役については「市と茶々、どちらも大きな役なので、同じ役者が二役演じると視聴者の皆さんを混乱させてしまうのではないかと思い、初めてお話をいただいたときは消極的ではありました」と話す北川さん。

 「でも脚本の古沢先生からも『この物語は、市と茶々、二役を通して演じることに大きな意味がある』とご説明いただいて。自分でもいろいろと考え、お引き受けしようと覚悟を決めてからは、すごく楽しむことができました」と明かす。

 また北川さんは「市は比較的正統派な武家の娘という印象で、あまり悩まず演じられましたが、茶々は市の思いを引き継ぎつつも、市とどう変化を付けるのかいろいろ悩みました」とも告白。

 続けて「扮装やヘアメークについてもスタッフの方とご相談を重ね、一から作り上げていきました。扮装部の皆さんは大河ドラマ『葵 徳川三代』で小川眞由美さんが演じられていた茶々を意識していると伺っていたので、私も小川さんのような迫力ある茶々を演じられたらと思いながら取り組みました」と演技プランを披露し、「茶々の撮影はあっという間でした。強烈な登場シーンがあってから、殿下(秀吉、ムロツヨシさん)が亡くなり、息子の秀頼(作間龍斗さん)が大人になり、出演する度にイベントがある感じだったので、目まぐるしかったです」と振り返った。

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