トクメイ!警視庁特別会計係:“円”橋本環奈と“須賀”佐藤二朗が緊迫の対峙! 2人の決着に視聴者も涙(ネタバレあり)

連続ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」最終11話の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」最終11話の一場面=カンテレ提供

 俳優の橋本環奈さんが主演の連続ドラマ「トクメイ!警視庁特別会計係」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の最終11話が12月25日に放送された。同話では終盤、特別会計係の一円(はじめ・まどか、橋本さん)と元警務課長で“脅迫者X”の黒幕だった須賀安吾(佐藤二朗さん)が対峙(たいじ)するシーンが描かれ、SNSで「泣ける」「涙止まらなかった」と反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 捜査の“お金”にスポットを当てた警察エンターテインメント。経費削減の特命を背負って本庁から派遣されてきた特別会計係の警察官が、所轄署の個性豊かな刑事たちとぶつかりながら次々と起こる事件を解決へ導く姿を描く。

 最終話では、榊山官房長(福井晶一さん)ら警察上層部が押収品を裏金に変え、警察署をデジタル化するためのプロジェクトにつぎ込んでいたことを突き止めた円。そのころ、湯川哲郎(沢村一樹さん)が脅迫者X”のアジトで目を覚ますと、目の前に須賀が姿を現す。須賀の目的は、予算会議の場で榊山を断罪し、娘の詩織(石井杏奈さん)を死に追いやった警察の闇を暴くことだった。

 須賀を阻止するためには、裏金庫に隠された証拠を手に入れて予算会議で裏金問題を告発し、榊山を失脚させるしかない。そして予算会議当日、円は榊山ら警察上層部の不正を告発するが、証拠となる裏金庫はすでに移動されており、円の狙いは失敗に終わる。

 予算会議が終了して榊山が退出しようとすると、銃を手にした須賀が乱入。湯川は須賀を止めようとするが、逆に銃で撃たれてしまう。そのまま榊山に向けて銃を構える須賀だったが、円が前に立ちはだかる。そして腹部に小銭を入れていたおかげで助かり、立ち上がってきた湯川と円の緊張感のないやり取りをみて笑う須賀に、円は「須賀さんは、正しいことができる警察官のはずです」と説得を試みる……と展開した。

 円は、須賀のおかげで諦めずに経費削減を続けられたことを告げ、「だから今度は、私が、須賀さんの背中を押します。警察の未来を、一緒に守ってください」と語り掛ける。円の言葉に胸を打たれた須賀は銃を捨てて手錠を取り出し、「逮捕されるなら……逮捕されるなら、君がいいな」と泣きながら円に手錠を渡す。そして涙をこらえて「あなたを、逮捕します」と手錠をかける円の頭を、須賀はやさしく二度、触るのだった。

 SNSでは、円と須賀の涙の逮捕シーンに感動の声が続出。「頭ポンポン無理、泣いた」「逮捕のシーンむっちゃ泣ける」「認めてくれている証拠だよな……」「佐藤二朗の泣きの演技本当に泣ける」「一円ちゃんと須賀さんのシーンは涙止まらなかった」などのコメントが並び、話題を集めていた。

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