福山雅治:奈緒&木梨憲武W主演ドラマ「春になったら」主題歌を書き下ろし 大切な人と対話する往復書簡をイメージ

連続ドラマ「春になったら」の主題歌を担当する福山雅治さん=カンテレ提供
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連続ドラマ「春になったら」の主題歌を担当する福山雅治さん=カンテレ提供

 歌手で俳優の福山雅治さんが、奈緒さんと木梨憲武さんがダブル主演を務め、1月15日から放送される連続ドラマ「春になったら」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の主題歌を担当することが分かった。福山さんは「大切な人と心からの言葉で対話をするイメージ」をもとに楽曲を書き下ろしたことを明かし、「皆様の心に寄り添える歌になることを願っています」とコメントした。

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 「春になったら」は、数々のヒット作を世に送り出した脚本家・福田靖さんによるオリジナル作品。福山さんと福田さんは過去にも「ガリレオ」シリーズ(フジテレビ系)、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で作品作りを共にした。

 ドラマは、早くに母を亡くし、反発し合いながら支え合って生きてきた椎名瞳(奈緒さん)と父の雅彦(木梨憲武さん)が主人公。元日を迎えて、瞳は3カ月後に結婚すること、雅彦は病で余命3カ月と宣告されたことを告白する。お互いにあ然としつつも、雅彦は、相手が10歳年上の売れないお笑い芸人であることを知って結婚に猛反対。一方の瞳も、かたくなに延命治療を受けようとしない雅彦をなんとか説得しようと試みる。

 父娘は、それぞれ「結婚までにやりたいことリスト」と「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り、3カ月という残された時間を悔いなく過ごそうとする。次第に明らかになる瞳も知らなかった雅彦の過去や思い、そして雅彦も知らない瞳の結婚相手の秘密。周囲の人たちを慌ただしく巻き込みながら、互いの“やりたいこと”をかなえていこうとして……と展開する。

 ◇福山雅治さんのコメント全文

 今作の主題歌をソングライティングするにあたり最初に設定したのは「往復書簡」です。大切な人と心からの言葉で対話をするイメージです。あくまでも個人の見解ですが、親子や兄弟という家族、または長い恋人や長い親友という近い距離感にある人間関係では、往々にして肝心な言葉や本当に伝えたい気持ちが後回しになりがちかと。ですが、このドラマのように「人生の決断」を迫られた時、そして自身の心と深く向わざるをえない時、自分でも見えていなかった自分の本質が見えてくる。そういうことを描ければと思いました。

 子を想う親、親を想う子。雅彦と瞳。人生も家族も、決して良いことばかりではありません。しかし、長い時間をかけて「他者を思いやることで見えてくる自身の人生観」もあるのでは。このドラマに、そしてご覧になってくれる皆様の心に寄り添える歌になることを願っています。

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