良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
阿部サダヲさん主演、宮藤官九郎さん脚本の連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系、金曜午後10時)が1月26日に始まる。阿部さん演じる、昭和の体育教師・小川市郎がひょんなことから現代へタイムスリップするヒューマンコメディー。初回は15分拡大。
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「愛のムチ」と称して厳しい指導をするのが当たり前な体育教師で野球部顧問の市郎が1986年から2024年へタイムスリップ。法令順守に縛られた令和の人々に考えるきっかけを与えていく。
市郎と逆に2024年から1986年へ息子と共にタイムスリップする社会学者・向坂サカエを吉田羊さん、市郎が現代で出会うシングルマザー・犬島渚を仲里依紗さん、市郎と同じ1986年に生き、とあるアイドルに心酔するあまり、その身なり言動すべてを完コピする“ムッチ先輩”こと秋津睦実を磯村勇斗さんが演じる。
第1話「頑張れって言っちゃダメですか?」は……1986年、市郎は男手一つで17歳の一人娘・純子(河合優実さん)を育てていた。
ある日、市郎はいつものようにタバコを吸いながらバスで帰宅中、ついウトウトする。目覚めた市郎の目に飛び込んできたのは、パンツが見えそうなスカートをはき、耳からうどんを垂らした女子高生がバスに乗り込んでくる姿だった。指摘する市郎だが、乗客たちは車内で喫煙する市郎こそおかしいと口論になる。
逃げるように降車した市郎が目にしたのは、見たこともない異様な格好をする人々と何となく変わっている景色だった。何とか見つけたなじみの喫茶店へ飛び込み、事態を飲み込めないまま、動揺してカウンターにいた犬島渚(仲さん)のビールを勝手に飲み干し、口論になる。
1986年の同日、純子は、向坂キヨシ(坂元愛登さん)に突然告白されていた。キヨシは、社会学者の母・サカエ(吉田さん)と共に令和から昭和にタイムスリップしてきた中学生。偶然出会った純子に一目ぼれしたのだ。
純子は“ムッチ先輩”こと秋津睦実(磯村さん)にひそかに思いを寄せているのに、キヨシを家へ連れ込もうとするが……?
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