木村多江:「東京ブギウギ」を歌う 歌手・笠置シズ子、作曲家・服部良一に焦点 戦時下のブルースやジャズの歴史をひも解く

「木村多江の、いまさらですが…」に出演する木村多江さん (C)NHK
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「木村多江の、いまさらですが…」に出演する木村多江さん (C)NHK

 俳優の木村多江さんが、1月29日午後7時半から放送される「木村多江の、いまさらですが…」(NHK Eテレ)で、ビッグバンドによる生演奏をバックに「東京ブギウギ」の歌を披露する。

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 番組の今回のテーマは「戦時体制と流行歌~笠置シヅ子&服部良一~」。放送中のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で主人公のモデルとなっている歌手の笠置シヅ子(1914~85年)と、そのヒット曲「東京ブギウギ」を生み出した作曲家の服部良一さんに焦点を当て、戦時下で取り締まられたブルースやジャズの歴史を解き明かす。

 服部さんがジャズのセンスをどのように身に着けていったかに焦点を当てる。当時、最先端のジャズの町だった大阪・道頓堀で青年時代を過ごしたが、そこには関東大震災で行き場を失ったミュージシャンたちが押し寄せていた。服部さんは、終戦後シングルマザーとなった笠置シズ子のために「東京ブギウギ」を作曲したという。

 番組は、架空の「大人のための学び直しプロジェクト」を舞台に、メンバーたちが学び直しのためのアプリを作るという設定で、知識をアップデートしていく。木村さんは“編集長”として出演している。

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