探偵!ナイトスクープ:屋台ピザの元常連客を捜して! 小遣い銭握りしめ通った少年「たいしょう君」に、店主は感謝を伝えたい

2月23日放送の「探偵!ナイトスクープ」から=ABCテレビ提供
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2月23日放送の「探偵!ナイトスクープ」から=ABCテレビ提供

 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが局長を務める人気バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(ABCテレビ、金曜午後11時17分)。2月23日の放送では、永見大吾探偵が「ピザ屋台の常連客だった少年」を調査し、田村裕探偵が局長代理を務めた。

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 依頼は、大阪府の男性(47)から。男性はピザの店を経営しているが、最初の常連客になってくれた小学生の男の子を探している。

 男性は20年前、大阪府守口市で屋台ピザを始めた。初めて営んだ店で、他の仕事もしながら週3回出店していたのだが、そのほとんどすべてに買いに来てくれたのだが、当時小学3年生か4年生の「たいしょう君」だった。

 いつもお小遣いを握りしめて来てくれる彼の存在はとてもありがたく、どんな暇な日にも勇気をもらった。

 しかし、家庭の事情で屋台は3カ月ほどで廃業。その後、会社勤めをしたものの「たいしょう君」にピザを何度も買ってもらえた「快感」が忘れられず、再び屋台ピザをスタート。16年前に店舗をかまえ、今日まで続けることができた。

 今の自分があるのは、最初に自分のピザのファンになってくれた「たいしょう君」のおかげ。もう1度会って、今の私が焼くピザを食べてもらい、感謝の気持ちを伝えたい。当時、小学生で下の名前が「たいしょう」だったとしか分からないが、会わせてほしい、というもの。

 ところが、聞き込みを開始しても、20年前のこととあって手掛かりさえ見つからない。でも、依頼者が「たいしょう君」の母親の情報を思い出し、その線から探していくと……。熱いハートの店主と「たいしょう君」との20年の時を、ピザがつなぐ。

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