俳優の吉高由里子さん主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第9回「遠くの国」が、3月3日に放送され、毎熊克哉さん演じる直秀が悲しい最期を迎え、視聴者に衝撃を与えた。早すぎる退場を惜しむ声が上がる中、毎熊さんが直秀の生き方について語った。
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10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
第9回では、東三条殿に入った盗賊の正体は直秀ら散楽一座だった。道長(柄本佑さん)の命で検非違使に引き渡される。一方、直秀らの隠れ家を訪ねていたまひろ(吉高さん)は盗賊仲間と勘違いされ、獄に連行される。
宮中では、花山天皇(本郷奏多さん)と義懐(高橋光臣さん)の関係が悪化し、代わって道兼(玉置玲央さん)が信頼を得始めていた。その頃、兼家(段田安則さん)を看病する詮子(吉田羊さん)を思いもよらぬ事態が待ち受けていた。
その後、流罪に決まった直秀に別れを告げようと獄を訪ねる道長とまひろ。しかし、すでに直秀らの姿はなく、焦った道長はまひろを連れ、屍の捨て場とされる鳥辺野へと向かうが、そこで道長が目にしたのは、すでに死者となって横たわる直秀の姿で……と展開した。
ドラマの公式サイトのコンテンツ「君かたり」で公開された音声コメントで、毎熊さんは「時代関係なくもっとうまく立ち回れたら、こんなことにはならなかったのに、とかあるとは思うんですけど。結局、生まれてきて、自分の意思を持つようになって、その人の生き方っていうのは、もう性格とかそういうことではなくて、変えられないことなのかなとは思いますね」と話す。
続けて「直秀っていう役は、散楽の仲間たちと死んでしまいますけど、でもなんかその、きっと死んでしまって悲しかったりとか、そういうことはあると思うんですけど、死をもってというか、生き様というのは表れているんじゃないかなというふうには思いますね」と語った。
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