渡辺えり＆高畑淳子：69歳同士　酒席で出会い、意気投合して10年「いつか共演させていただきたいと思っていた」　「徹子の部屋」で

　俳優の渡辺えりさんと高畑淳子さんが、3月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系）に出演。共に69歳で、育った時代や上京後の環境がほとんど同じという2人が、互いについて語った。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　3年前、映画「老後の資金がありません！」で初共演した2人。渡辺さんは「『共演する人、誰かいい人いませんか？』と、プロデューサーに言われたときに『高畑さんとやりたいです』と私が言ったんです」と述べ、高畑さんは「知らなかった。今まで聞かなくて良かった。萎縮するところだった」と話した。

　「顔の美しい、達者な方がおられる」と高畑さんの噂をずっと聞いていたという渡辺さん。「（高畑さんは）新劇、こちらはアングラの世界ですから、全く会わなかった。同じものを見て、同じ本を読み、同じテレビを見て、同じ演劇体験はしているけれど、畑違いだった」と話す。一方、高畑さんは、渡辺さんについて「天才」と聞いていたという。

　2人は10年ほど前、酒の席で初めて出会った。渡辺さんは「ここでは言えないような話をして。面白くて腹抱えて笑って。その話が面白くて、いつか一緒に共演させていただきたいとずっと思っていて（『老後の資金がありません！』で）高畑さんの名前を出したんです」と明かした。

　現在は、家飲みする仲。2人が共演する2人芝居「さるすべり」が4月6日から、紀伊國屋ホール（東京都新宿区）で上演される。作・演出を手掛ける渡辺さんは「（高畑さんに）絶対に犬の役をやってもらう予定です。得意だから」と話すと、高畑さんは「威勢の良い犬、やります」と言って“犬”を披露。徹子さんも“ニワトリ”を披露し、番組を盛り上げていた。